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特選“波佐見焼”:スタイリッシュでありつつ民芸品の雰囲気も漂う、馬場商店の器「多角面取り」

2016.11.07

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粗い土で正確なラインを表現、独特の質感を持つ器「多角面取り」

馬場商店の「多角面取り」シリーズは、規則的で正確な面取りのデザインが特徴の器です。3DCADを使って図面を作成し、長崎県窯業技術センターのNC工作機械を利用して型を制作。NCはNumerical Controlの略で、コンピュータ制御の技術を利用して、刃物や工作物の位置を正確に動かしながら機械加工を進めていく工作機械をNC工作機械と言います。

デザインにCADを使うのは馬場商店では初めての試みで、これまでの器とは一線を画したシリーズです。シンプルでスタイリッシュですが、厚くどっしりとしたフォルムに砂を混ぜた粗い土を使用することで、温かみのある仕上がりになっています。また釉薬は鉄分が多く重厚感があるものを使用。力強く、重機のような印象です。

 

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