風呂敷のお洒落な使い方5選

2015.11.02

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「包む」ことは日本文化の大きな特徴

若い世代にはあまり馴染みがなく、今では使うことが少なくなった「風呂敷」。でも、実は、とても便利なものです。

折り畳んで持ち運べ、その包み方・結び方さえ覚えれば、どんな形のものでも包み、運べるのはもちろん、敷いたり、掛けたりと多様に使うことができます。

この「包む」という文化は、まさに日本文化を象徴しているといえないでしょうか。

島国日本は、海外から多くの文物を受け入れ、自分の懐に包んで自分なりに咀嚼し、そこから新しいものを生み出してきました。起源が海外にあっても、日本なりにそれを包んで、もはやそれが日本を代表するものになっている、そんな事例はたくさんあります。

今世界中で和食ブームが起こっていますが、海外でも人気の「日本のラーメン」や「日本のカレー」などはその例であり、自動車産業などの工業分野でも、そんな事例は枚挙にいとまがないでしょう。

「包む」ことは日本文化の寛容さ、その奥行きを示すものであり、「風呂敷」はまさに日本らしい道具といえるのではないでしょうか。

『風呂敷つつみ-A Complete Guide to Furoshiki-』(バナナブックス)の著作がある山田悦子さんによれば、

「風呂敷って古い! 難しそう!と思われている若い方も多いでしょう。でも、現在では、風呂敷も進化し、カラフルなデザインのもの、撥水素材を使ったものなどが登場しています。新しい使い方の提案も行われていて再び注目されているのです。エコもお洒落も叶えられるCOOL JAPANな『風呂敷』をぜひチェックしてみてください」

とのこと。風呂敷は「COOL JAPAN」の流れの中でも再発見されています。

 

風呂敷を用いた美しい包み方5選

今回は、風呂敷専門店『むす美』さんに風呂敷の使い方についてご教示いただきました。風呂敷のおしゃれで便利な包み方を5つご紹介します。

 

1.お使い包み

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ご進物を持参するとき美しく風呂敷に包むのは、中身を大切にそして相手を敬う心のあらわれです。

 

2.おでかけバッグ

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風呂敷を「かばん」として使う包み方は各種ありますが、その中でも簡単で使い勝手が良いと人気の使い方です。

 

3.すいか包み

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すいかのような丸くて大きな物を運ぶときには風呂敷が便利です。さっと取り出して包めると格好いいですね。

 

4.瓶二本包み

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2本の瓶を持ち運べると便利な結び方です。風呂敷ならではの醍醐味を感じさせる先人の知恵が生んだ使い方です。

 

5.ローズ包み

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美しさや華やかさが演出できる包み方です。風呂敷ラッピングとしてギフトシーンに使うと喜ばれるでしょう。

 

このように、風呂敷の包み方を知っているととても便利です。「急に何か物を持って返らないといけない、かばんには入らない」なんてときに、さっと風呂敷を取り出してきれいに包んで運べたらCOOLだと思いませんか?

風呂敷の包み方にはまだまだ多くのバリエーションがあります。

ご興味がある方はぜひ『むす美』さんのサイトを参照ください。

 

⇒風呂敷専門店『むす美』

http://www.kyoto-musubi.com

http://www.musubi-online.com/

記事監修:『むす美』/山田悦子

Photo(C)岡本寛治