〝日常〟のファッションに取り入れたい「和小物」5選

2015.10.31

〝日常〟のファッションに取り入れたい「和小物」5選

世界的に和食がブームになっていますが、伝統的な和の技法を用いた小物などにも現在、注目が集まっています。いわば日本の再発見です。このムーブメントは、訪日外国人が増える中、日本の若い世代にも広がりつつあります。

日本の優れた伝統技能を受け継いだ職人の皆さんもまた、現代に向けた、和のテイストあふれる製品を生み出しています。今回は、そんな「和」を感じる素晴らしい製品をピックアップしてご紹介しましょう。

 

1.雅な涼やかさを感じさせる「京扇子」

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『竹笹堂』は、1891年(明治24年)に創業した『老舗手摺匠 竹中木版』が展開するお店です。この『老舗手摺匠 竹中木版』は、京版画1200年の伝統技術を継承しています。

代々受け継がれ、研さんされた木版技術は、まさに日本ならではのものといえるでしょう。その技術は見た目も涼やかな「京扇子」にも生かされています。竹笹堂では完成品の京扇子も購入できますが、和紙の図案を選んで扇子を作るセミオーダーシステムもあります。

和紙の図案は現在90種ほどあり、制作期間は1〜2ヶ月ほどとなっています。四季それぞれを愛でてきた日本人ならば、一本は持っておきたい逸品となっています。

「京扇子」

5400円[税込み]

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↑「つばめ」の図案。

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↑「弁柄桜」の図案。

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↑「マカロン」の図案。

Photo(C)たや まりこ

⇒『竹笹堂』

http://takezasado.com/

 

 

2.鮮やかな和風の「赤」 『艶紅』(つやべに)

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『上羽絵惣』(うえばえそう)は、初代惣兵衛が1751年(宝暦元年)に京都市下京区東洞院通松原上ル「燈籠町」において創業したお店で、すでに264年もの歴史がある「胡粉(ごふん)業」の老舗です。「胡粉業」とは主に顔料を商う仕事で、現在では日本画を描くための「岩絵の具」などを中心に扱っているとのこと。

その伝統の技能が、傑出した新たな化粧品を生み出しています。ここでご紹介する天然素材を生かした「胡粉ネイル」と「胡粉石鹸」には、和の魅力やその艶やかさが息づいています。

例えば「艶紅」の「赤」の素晴らしい発色には誰もが驚くのではないでしょうか。

日本人の心に息づく化粧品の数々、お試しください。

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「艶紅」 1300円[税込み]

Photo(C)上羽絵惣

⇒『上羽絵惣』

https://www.gofun-nail.com/

 

 

3.目を奪われる華麗な色使い 『おちょぼバッグ』

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『弓月 京店』は西陣御召 織元のアンテナショップとして、京の町に店舗を構えています。 世界有数の織物産地・京都西陣の真ん中で「伝統文化を守りつつ 今様の表現(デザイン)を発信する」という理念に基づいたものづくりをしています。

オリジナルの着物地から製作した小物の中でも、特に人気なのがこの「おちょぼバッグ」です。

「おちょぼ」とは舞妓さんの見習いの女の子ことですが、かわいらしさと品の良さ、凜(りん)とした美しさが感じられる「かばん」で、和装洋装問わず使えるデザインとなっています。

「おちょぼバッグ」(大) 1万6200円(税込み)

「おちょぼバッグ」(小) 5400円(税込み)

Photo(C)弓月 京店

⇒『弓月 京店』

http://yuzuki-net.jp/kyo-mise/collection/concept-05.html

 

 

4.和のテイストたっぷりの逸品手ぬぐい 『こはば』

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岩手県一関市にある『京屋染物店』は1919年(大正8年)創業の老舗の染元商です。同店では、「半纏(はんてん)」「暖簾(のれん)」「浴衣(ゆかた)」「手ぬぐい」など、現在も職人さんが練達の技術を生かして製品を生み出し続けています。

半纏や法被(はっぴ)など、実にいなせで艶やかなものですが、ちょっと手が出ないという人には「手ぬぐい」はいかがでしょうか。綿100%で伝統の染めが施された逸品が、日常使いのカジュアルなアイテムとして手に入れることができます。柄はさまざまありますので、ご自身が「粋」に感じるものを選んでみるのをおすすめします。

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「こはば」(手ぬぐい)

鮫小紋(グレー)/レトロ花/ポピー柄など 1080円(税込み)

Photo(C)京屋染物店

⇒『京屋染物店』

http://www.kyo-ya.net/

 

 

5.かわいくて美しい 『こぎん刺しポーチ』

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青森県の弘前には「こぎん刺し」という刺し子の技法が伝わっています。これは「縦の織り目に対して奇数の目を数えて刺す」というもの。麻の服の耐寒性を高め、布の摩耗を防ぐという実用の面から生まれたのですが、非常に精緻な刺し子には独特の美しさがあります。

現在もその技法は職人さんや有志によって受け継がれています。また、「弘前こぎん研究所」ではこぎん刺しを生かした新しい製品も発表されています。例えば、この「こぎん刺しのポーチ」には、かわいらしさと独特の和の美しさが結実しているのを感じることができるのではないでしょうか。

これらのこぎん刺しポーチはカネイリミュージアムショップでも購入できますので、ぜひ一度ご覧ください。

Copyrights(C)東北STANDARD:上写真

写真提供:東北STANDARD

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「こぎん刺しポーチ」(右) 2808円(税込み)

「こぎん刺し化粧ポーチ」(左) 3888円(税込み)

Photo(C)弘前こぎん研究所:下写真

⇒『弘前こぎん研究所』紹介ページ

http://www.hirosaki-kanko.or.jp/web/details.html?id=CNT00404051447527932

⇒『カネイリミュージアムショップ』

http://www.kaneiri.co.jp/shop/