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「和らう門には福来たる」 vol.3

春はもうすぐ!雪舞う岐阜・郡上八幡の鯉のぼり寒ざらしへ:和ライフキュレーター 佐藤智彦

2017.01.27

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咲きはじめの梅の芳しさに包まれ、湯島天神の「鷽替え神事」へ!

二十四節気では「大寒(だいかん)」、七十二候では「水沢腹堅(さわみずこおりつめる)・水沢腹く堅し(みずさわあつくかたし/沢に氷が厚く張りつめる)」ということで、まさに寒の極みを迎えている日本列島。
間もなく季節は「立春(りっしゅん)」となり、寒さの中にも日一日と、少しずつ春らしさが感じられるようになるはずだ。

2「鷽(うそ)替え神事」とともに初天神を迎える湯島天満宮(湯島天神)

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境内には咲きはじめの梅が芳しい薫りを漂わせている

さて、文京区の湯島天満宮では1月25日、今年初の縁日である「初天神」を迎えた。
この日は江戸初期より「鷽(うそ)替え神事」として親しまれている。

4大小の木鷽。今年から新しいデザインに

我々が日頃何気なく重ねてしまう「嘘」を、天神さまゆかりの鳥である「鷽(ウソ)」に通じることから、前年の災厄や凶事などを「嘘」とし、本年は吉となることを祈念しつつ、木彫りの「鷽」を新しい「鷽」へと取り替えることが「鷽替え神事」である。

5数多くの合格祈願絵馬が奉納されている

6菅原道真公は書の神さまでもあり、境内では奉納書道展も開催されている

また、湯島天満宮は菅原道真公を祀った天神さまであり、境内には数え切れないほどの絵馬や合格祈願の受験生たち、そして木鷽を求める長蛇の列とともに、咲きはじめた梅の芳しさの中、寒さを忘れさせるほどの賑やかさに溢れていた。

 

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