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「和らう門には福来たる」 vol.5

梅の季節到来!曽我梅林【小田原梅まつり】へ:和ライフキュレーター 佐藤智彦

2017.02.10

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七十二候では黄鶯睍睆。ウグイスの鳴き声が恋しい季節

二十四節気で立春(りっしゅん)を迎え、いよいよ春の訪れが秒読みとなってきた。
七十二候では、黄鶯睍睆(おうこうけんかんす)・黄鶯睍睆く(うぐいすなく/ウグイスが山里で鳴き始める)となり、文字通り春を告げるウグイスの鳴き声が聞こえるようになる季節だ。

この時期になると、いかにもおめでたい「梅に鶯(うぐいす)」という言葉が思い浮かぶが、本来の意味は、梅の花が咲く枝にウグイスが止まる姿はなんとも様になっていることから、「取り合わせのよい二つのもの、よく似合って調和する二つのもの、仲のよい間柄のたとえ」というものだ。

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梅と菜の花。記憶に刻まれる春の想い出

住宅地でもよく見かける美しい鶯色の鳥は、ウグイスでなくメジロであることが多いようで、本当のウグイスはもう少しくすんだ色をしている。
実は本物のウグイスを見かけることは極めて稀なのかも知れない。

それでも古来より「法 法華経」と、その鳴き声をお経に例えられるウグイスほど、誰からも愛されている野鳥はいないのではなかろうか。
そして、今年はいつそのさえずりを耳にすることができるだろうか。

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野川の流れと河原の水仙が織り成す牧歌的な風景

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陽光に照らされる穏やかな春の海。JR東海道線・国府津駅ホームから眺める相模湾

なおウグイスと勘違いされることの多いメジロだが、梅の花の蜜を吸う姿がなんとも愛くるしく、我が家の近所でもその姿を見かけるようになってきた。

 

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