ライフスタイル

日本で唯一残された籠染め技術。「籠染灯籠」は幻想的なアート

2017.03.26

1703LIFE01_kagotoro1

古き良き伝統工芸が幻想的な光のアートに!

大正〜昭和中期にかけて浴衣染めで多く取り入れられていた、籠染めと呼ばれる伝統技法。表裏で同時に違う柄を配せるという当時としては画期的な技法でしたが、時代の変化を受けて徐々にそのニーズは減少。今では埼玉県・越谷市にある1908年創業の老舗「中野形染工場」の3代目、中野留男さんのみがこの伝統技術を受け継いでいます。

1703LIFE01_kagotoro2 copy-minそもそもこの籠染めとは、型紙から模様を写し取った2本の真鍮筒を型として使う染色技法。模様の違う2本の筒で生地を挟み、裏表を同時に染め上げます。筒の形状と網目のように見える模様がどこか籠を思わせることから、籠染めと名付けられました。この染色において型として使用される真鍮筒をなんと灯籠として活用したアイテムが、こちらの「籠染灯籠」なんです。

プロデュースしたのは、越谷市が誇る伝統工芸の魅力を発信すべく活動するデザイン会社、「ハナブサデザイン」。繊細な和柄からは淡く光が漏れ、幻想的な世界観を演出します。

 

次ページ《職人の繊細な手仕事が光る珠玉の逸品》

KEY WORD

Area