ポップに見えてすごい実力。土佐和紙の「メガネクリーナー」

2017.04.07

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薄くて丈夫が自慢の土佐和紙

土佐和紙が生まれたのは、なんと平安時代と言われています。実に1000年を越える伝統を持つこの和紙は、やさしい手ざわりと温かな風合いが特徴です。

原料は、楮(こうぞ)というクワ科の植物。その太く長い繊維を絡めて漉いていくことで、繊維が均一に絡み合った美しく強い和紙ができあがります。さらに、「カゲロウの羽」という別名がつけられるほどに薄くてしなやかです。
そんな土佐和紙の利点をいかして作られたのが、この「メガネが拭ける和紙懐紙」です。

02ふき取りの良さが自慢のメガネクリーナー

メガネクリーナーといえば、布で拭くというイメージ。ですから、和紙となるとちょっと驚く人もいるかもしれませんね。しかし、実際にこの和紙懐紙を使ってみると、しっかりとした拭き心地に目を見張ります。

紙のために1回ずつ使い捨てと思いがちですが、2週間から3週間は毎日、繰り返し使うことができます。デザインもポップで、素朴な印刷がかわいらしく、若い世代の間でも、スマートフォンや携帯ゲーム機などの液晶画面を拭くときに重宝がられています。

03新しい和紙の使い方を提案するブランド「off」

このメガネ拭きを作っているのは、昭和23年創業の老舗の和紙卸商オオウエと、和紙との相性が良い活版印刷の船木印刷、そしてデザイナー福嶋賢二。それぞれが得意とするものを持ち寄り和紙でつなげることで、新たな和紙商品を生み出すブランド「off」が誕生しました。

ほかにも、「お札がぴったり入る和紙袋」、「ボールペンで書ける和紙便箋と封筒」など、現代の日常生活で使える魅力的な和紙の商品を生み出している「off」。改めて和紙の良さに気づかされ、その伝統を大切にしたいと感じさせられます。

 

■お問い合わせ
株式会社オオウエ
商品名:メガネが拭ける和紙懐紙
価格:メガネが拭ける和紙懐紙 370円(税抜)など他各種あり
http://off-web.jp/
電話:06-6771-7272
メール:info@ooue.co.jp

画像クレジット: © off

 

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