春本番、桜の季節到来!生活に寄り添う暦日「雑節」とは?:和ライフキュレーター 佐藤智彦

2017.03.24

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いよいよ発表された桜の開花宣言!そろそろ気になる花見の予定

春分の日を含む三連休、東京では天気に恵まれ、ひと足早い春本番の暖かさに包まれた。まさに墓参り日和の彼岸となり、家族や親戚とご先祖への挨拶を終えた方も多いことだろう。

その彼岸も明け3月もはや終盤。この時期は卒業や就職、あるいは転勤や異動といった、大きな節目の季節でもある。

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今年も桜の季節がやってきた!やがて日本中が桜色に染まっていく

七十二候では3月25日に「桜始開・桜始めて開く(さくらはじめてひらく)」(桜の花が咲きはじめる)となる。
文字どおり都内では全国に先駆けて桜の開花が発表され、花見の季節目前となってきた。気象庁によると、2008年以来9年ぶりに全国で最も早い開花宣言とのことで、4月1日頃には満開を迎えそうだ。

遠かった春もいよいよ目前に迫り、目を閉じても桜の舞い散る春の景色が思い浮かぶようだ。

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今年もっとも開花を待ち望んだ椿の花「磨墨(するすみ)」

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源平咲きのボケ。源平咲きとは、一つの木に紅白とその中間が咲く様を、源氏と平家の旗に例えたもの

ところでボクの放浪癖には以前も触れたことがあるものの、これは今にはじまったことではない。子どもの頃から、親が目を離すとすぐに親の靴を履いて家を「脱走」し、近所総出で大捜索したことは1度や2度ではないらしい。

ボクが1歳のある日、行方がどうしても見つからなかった時、新たに引っ越してきた隣の家で、出入りの職人さんたちとお茶を飲みながら話していたことがあった。何故だがこの時の記憶は今でも鮮明に残っているのだ。

05-min昨年新幹線の車内から撮影した富士山と桜。車窓を楽しむのに、のぞみ号は早過ぎる

実はこの話、自身の日本茶好きを語る上で欠かせないエピソードなのだが、自他共に認める日本茶好きで、年間数キロの茶葉を消費している。
それこそ食べるものがなくともお茶は欠かせないといったところか。

運よく静岡には親戚がいて、幸いにもいとこが日本茶を作る農家へ嫁いだこともあり、毎年分けてもらえることになった。朝から晩まで、それこそ日がな一日お茶を飲み続ける人間にとっては、なんともありがたいことだ。

 

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