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すべて一点モノ。ユーズドデニムから生まれた「letters」の物語

2017.04.09

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それぞれのものに宿るストーリーが紡がれていく面白さ

素材の一つひとつに名も知れない歴史がある、USEDのデニムやコーデュロイから生まれる「letters」のプロダクト。その始まりは、ディレクターの小竹大成さんが自分のために作ったサーフボードバッグだったと言います。

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十数年前、渡米したのを機にLAのベニスビーチでサーフ文化に触れて感銘を受けたという小竹さん。帰国後、日本にはサーフボードを入れるバッグの選択肢が少なかったことから「自分で作ってしまおう!」ということになりました。

家に眠っていたデニムを解体し、ロックミシンを買ってきて自作したそうです。しかし、いまいち納得できずに改良を重ねているとき、ふと思い出したのが子供の頃よく遊んでもらっていた縫製職人の女性でした。

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縫製一筋50年以上。熟練職人の仕上げに感動して始まったブランド

三重県の縫製工場が軒を連ねる街で偶然知り合っていた縫製職人の女性は、気づけばその道50年以上のベテランだったのです。久しぶりに訪ねて相談してみると、「10日後に取りにおいで」とのこと。その出来は、感動のひと言に尽きるものでした。

1703LIFE07_letters6-minさっそく海へ持って行くと、意外な人から声をかけられることに。それは、70年代のオールドサーフシーンを知る50代60代の現役サーファーたち。

聞けば、当時はサーファーの彼女たちがこんなふうにデニム生地などで車のシートカバーなどを手作りする文化があったのだとか。面白い、自分にも作って欲しいという声が次々と上がり、「letters」の立ち上げにつながりました。

 

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