完全予約制のマスキングテープ専門店「mt lab.」に行ってきました!

2017.04.06

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大人気の「mt」は、女性ファンの声から生まれたブランドだった!?

マスキングテープ人気の火付け役、「mt」初の路面店が、東京・蔵前にオープンしたのは今年2月のこと。大人気ブランドであるにもかかわらず、こぢんまりした小さなお店で、1ヶ月前に予約をしないと入店できない完全予約制。でも、マスキングテープファンにとっては夢のような品揃え——。そんな、ちょっと秘密めいたお店「mt lab.」を訪ねてみました。

地下鉄「蔵前」駅から徒歩3分。「mt lab.」があるのは、大通りから一本入った、雑居ビルやマンションが立ち並ぶ閑静なエリア。壁一面にずらりと並ぶのは、色とりどりのマスキングテープ。300種以上のmt商品が揃うのは、もちろんココだけ。「mt lab.」でしか買えない限定商品や、工事業者向けの業務用マスキングテープなども販売しています。

「『mt』を発売している『カモ井加工紙』は、岡山で塗装の際に使う養生用テープを作っているメーカーなんです。だから東京に初めてお店を出すとなったとき、青山や原宿のようなファッショナブルな街ではなく、職人さんが集まる蔵前のほうが、私たちらしいかな、と」(カモ井加工紙/永井寛乃さん)

2008年に誕生し、たった数年でマスキングテープの大ブームを巻き起こした「mt」ですが、実はファンの声から生まれたブランドなのだそう。

「はじまりは、3人の女性から届いた『養生用のマスキングテープが大好きなんです』という手紙でした。『マスキングテープの使い方を提案する本を出したいから、工場見学をさせてほしい』という内容だったんですが、なぜ一般の女性が養生用のテープが好きなのか、一体何に使うのかと、当時社内でもずいぶん戸惑ったようです」

そこで工場見学に協力して、手紙をくれた女性ファンたちに会ってみると、メーカーでは考えもしなかった使い方に驚かされたのだとか。

「ならばと、女性ファンからリクエストされた色や柄のテープを作って、一般の人に売ってみようと立ち上げたのが『mt』でした。『mt』のマスキングテープは、作り手が仕掛けた商品じゃないんです。本当にお客様の声から生まれて、お客様に育ててもらったブランドです」

だからこそ、路面店も「売る」のが目的ではなく「お客様とコミュニケーションする場」にしたい——。「mt lab.(ラボ=実験室)」があえて「完全予約制」で、限られた人数のお客様だけに対応しているのには、そんな理由があったのです。この日も予約したたくさんの女性客が店を訪れていましたが、ショップのスタッフと柄の好みや使い方などを楽しそうに相談する姿が印象的でした。

「これまではお客様に教えていただくことが多かったんですが、『mt lab.』では、新しい試みとして、私たちの方からも使い方の提案をしているんですよ」。
というわけで、今回特別に「mt lab.」が提案しているマスキングテープのちょっと面白い使い方を教えてもらいました。

rd1700_(2)rd_IMG_2070写真(上)/ テープのカラフルさを引き立てる真っ白な店内。試験管のような専用のアクリルケースに入ったマスキングテープが壁一面にずらり。

rd1700_(3)IMG_2075写真(上)/ ショッキングピンクのシートは、ミシン目に沿ってくり抜いてステンシルのように使えるタイプ。暗いところで光る工業用の蓄光タイプ、「mt lab.」限定の両面印刷柄など、レアなテープがいっぱい。

rd1700_(4)IMG_2089写真(上)/ 著名なデザイナーやブランドとコラボレーションした「アーティスト・シリーズ」。リサ・ラーソン(左)やミナ・ペルホネン(右)柄は、女性に大人気。珍しいものでは、横尾忠則のポスターデザインをそのままテープにしたものも!

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写真(上)/ さくらんぼや花、蝶々などをモチーフにしたキュートなオリジナル柄。ノートや手帳のワンポイントに貼ったり、ギフトのラッピングに使ったりと、センスやアイデア次第で使い道が無限大に広がるのがマスキングテープの魅力。

 

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