オブジェになる佇まい。蒔絵に彩られた明日風の高山茶筌と茶杓

2017.04.27

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茶会の席では脇役になりがちな茶筌に、天然漆の装いを

ポンと置かれた優美な風情に、そのままインテリアにするフランス人がいるというのもうなずける明日風の茶筌。奈良の伝統的工芸品である高山茶筌に、加賀百万石の歴史がある金沢の蒔絵師が漆をほどこした逸品です。

茶碗や棗といった道具の美しさを愛でる茶道の中でも、あまり飾り気がない茶筌。そんな脇役に蒔絵をあしらい、スポットライトを当てたのが明日風です。この斬新な発想を形にしたのは、クリエイティブディレクターの栗田裕子さん。普段から自宅でも茶筌一本で肩ひじ張らずに抹茶を楽しんでいたことから、「この一本の価値を広めたい」という思いに至ったそう。今では奈良市が主催する珠光茶会などでも紹介され、茶道を極める方々にも知られています。

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500年の歴史が息づく奈良の伝統的工芸品「高山茶筌」の風格

明日風を設立するまでは、ヨーロッパ各地のアンティークジュエリーをとり入れた一点もののジュエリーなどを手がけてきた栗田さん。日本の伝統美にも、そこに通底する魅力があるといいます。

「高山茶筌」は、室町時代から500年もの歴史を連綿と受け継いできた伝統的工芸品。実はこの奈良県生駒市高山町で作られている茶筌が、現在日本で生産されているものの約9割を占めているのです。表皮を剥いた原竹を包丁で割り、驚くほどの精巧さで作られる一本一本の穂先。いくつもの手仕事を経て生まれるそのしなやかなフォルムには、目を見張るものがあります。明日風の試みは、この伝統技にも改めて敬意を表するものとなりました。

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ポップな柄やカラーリングがかわいい野点用の高山茶筌も

日本人が茶道具に美しさを求めるのは、そこに「おもてなしの心」を表すからだと言われています。こんな素敵な茶筌が一本あれば、ホームパーティでも粋な演出ができそう。合わせてデザインされた茶杓もどうぞ。どちらも栗田さんが「理屈抜きでお楽しみいただきたい」と語る自信作です。

天然漆を使った雅な高山茶筌は国内外のセレブリティも魅了していますが、「もっと気軽に若い方にも抹茶を楽しんで欲しい」と、色鮮やかな野点用の小ぶりなタイプも制作されました。歌舞伎の隈取りが描かれた茶筌などは、海外の方にも大人気。水玉やボーダー、世界各国の国旗をあしらったPOP柄の蒔絵も、堅苦しい茶道のイメージを一新するデザインとなっています。

高山茶筌 漆
素材:真竹、天然漆100%、純金、夜光貝
サイズ:直径5×長さ11cm
価格:
蒔絵(A-CHA-M)/2万5200円(税抜) 
螺旋(A-CHA-R)/2万5200円(税抜)
ぼかし(A-CHA-B)/2万1700円(税抜)
二本ライン 螺鈿(A-CHA-2B)/1万9500円(税抜)
二本ライン 朱・金(A-CHA-2R)/1万9500円(税抜) 

茶杓 漆
素材:真竹、天然漆100%、純金、夜光貝
サイズ:19cm
価格:
蒔絵(A-CHAS-M)/1万2600円(税抜) 
螺旋(A-CHAS-R)/1万2600円(税抜)
ぼかし(A-CHAS-B)/8100円(税抜)
朱・金(A-CHA-S-2R)/1万2600円(税抜) 

高山茶筌 歌舞伎
素材:真竹、アクリル塗料
サイズ:直径4×長さ8cm
柄:隈取り、定式幕
価格:6000円(税抜)  

茶杓 歌舞伎
素材:真竹、アクリル塗料
サイズ:19cm
柄:隈取り、定式幕
価格:2300円(税抜)  

高山茶筌 POP
素材:真竹、アクリル塗料
サイズ:直径4×長さ8cm
柄:各種
価格:6000円(税抜) 

茶杓 POP
素材:真竹、アクリル塗料
サイズ:19cm
柄:各種
価格:2300円(税抜)  

※一つひとつ手作りのため、色、形、サイズに若干の個体差があります。

■お問い合わせ
明日風
メール:info@asukaze.tokyo
http://asukaze.tokyo

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