ひっそりオープンしてこっそり絶好調!? ニッポンの鞄屋さん「アニアリ青山」

2017.04.28

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20代〜40代の男性に不動の人気を誇るメイド・イン・ジャパンのバッグ、それが「アニアリ」です。この2月には初となる旗艦店を青山にオープンしました。これまで全国にパートナーショップはあったものの、公式のオフィシャルストアは初。ブランド創設9年目のこととなります。“白”を基調としたお洒落な店内に足を踏み入れると、数々並べられたバッグの素材がレザーのみであることに気付きます。

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使用しているレザーは約5種類。「アンティークレザー」と呼ばれる、まるでナイロンのように柔らかい革から、「アイディアルレザー」と名付けられたハリ・コシのある革まで、こだわりのレザーが並んでいます。これらは姫路を中心とした日本各地のタンナーから、上質なレザーを選定し、自分たちで品質管理を徹底しているそう。

そのレザーバッグを手にとると、ゴールドやシルバーのオリジナル金具に目がいきます。ファスナーの持ち手、D管、ナス管、スナップボタンなど、これら金具すべてに小さくaniaryという文字が刻印され、金具ひとつひとつがオリジナルで開発されていることがわかります。この細かなこだわりが使い手にとっての満足感へとつながります。

また実際にバッグを使ってみると、ポケットの多さに気付きます。基本的に外から見える面部分はすっきりしているのですが、サイドポケットや内ポケットが充実したモデルが多いので、性格の違う道具を分けて収納できるのです。

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色のバリエーションも豊富です。各モデルは、平均して7色程度の用意があり、自身のスタイルで、レザーなのに“色々”選べるのです。これらのフルレザーバッグがだいたい2万円〜6万円というリーズナブルな価格に設定されています。その絶妙なバランス感こそアニアリの人気の秘密です。

実はブランド名の「アニアリ」(aniary)は「An ideal and reality」=理想と現実、の文字を組み合わせた造語。そしてそのコンセプトは「何かに拘れば、何かを妥協しなければならない。けれど、理想と現実がバランス良く調和すればいいものが生まれる」。まさにその言葉通り、価格と品質、デザイン、使い勝手などをバランス良くまとめ上げることで、魅力的な商品を作り出してきたのです。

結果としてアニアリのバッグを使うと、その使い心地の良さに、別のモデルも欲しくなる。トートバッグを使ってみて好きになったので、次はボディバッグを、のようにリピーターが増えていく。男性でも“バッグを日によって変える”というカルチャーはアニアリによって作られた。そんな評価にもうなずける快進撃に注目です。

写真(上)メッセンジャー/世にも珍しいレザーのメッセンジャーバッグ。小ブリですが、底マチが12cmもあるので、デジカメからペットボトルまで“どっしり系”も収納楽々。
(H23.5×W30×D12㎝)¥37,000。

写真(中)クラッチ/天ファスナーが少しラウンドになって開閉しやすいクラッチバッグ。サブのファスナーポケットがあるため、チケットや財布はこちらに。
(H19×W27×D6.5㎝)¥18,000。

写真(下)トート/ アニアリの十八番のひとつ、トートバッグ。ビジネスからカジュアルまで対応する使い勝手の良さが自慢です。
(H32×W45×D17.5㎝)¥55,000〈aniary>

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■お問い合わせ
「aniary青山」
住所/東京都渋谷区神宮前5-46-12 1F
電話/03-6805-0785
営業/11:00~20:00 火曜休
www.aniary.com

 

文・髙堂徳昭

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