冷えとりの画期的な新製品。冷房対策にもなる湯たんぽスツール「Warm stool」

2017.05.17

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焼き物の新たな可能性! Bouillonがデザインする革新的な家具

たっぷりと沸かしたポットのお湯を注いでいるのは、なんと椅子の座面。デザインスタジオBouillonが提案する「Warm stool」です。実はこの座面は土の焼き物でできていて、中にお湯を入れると暖かく座ることができるというもの。急須などでよく知られる愛知県の常滑焼(とこなめやき)を家具に使った新しい試みです。

伝統が息づく土の焼き物によって、やさしい暖かさを実現した革新的な椅子。現在のところ発売時期は未定ですが、ミラノサローネ・サテライトをはじめ数々の国際見本市に出展され、大きな反響を呼んでいます。

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座面部分の焼き物は、取り外してそのまま湯たんぽにも

お茶の旨みをじっくり引き出すための急須や湯飲みに使われる土の焼き物は、ある程度の保温性がありながら手に持っても熱くなり過ぎない素材でもあります。湯飲みを持った時のほっこりするような手触りは、「Warm stool」でも健在。土の焼き物を温めると、座るのにもよりその素材感が感じられて心地よいのだとか。不思議といつまでも座っていられるスツールだと国際見本市でも話題になりました。

この座面部分の焼き物は、さっと取り外せるのもポイントです。ラグの上にそのまま置いて円座のように使ったり、湯たんぽにしたりすることも可能。このフラットな洗練されたフォルムを作るためには、常滑の職人の高い技術力も必要でした。

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焼き方の違いによって色が変わる朱と黒には、それぞれに味わいが

常滑焼には朱泥という特徴的な土が使われます。昔ながらの朱色の急須などが代表的な朱泥の常滑焼。この土は十分に酸素がある状態で焼く酸化焼成をすると朱になり、酸素濃度を低くして焼く還元焼成をすると黒く焼き上がる特徴があります。「Warm stool」では、それぞれに味わいのある色を採用。2色展開となっています。

Bouillonは、服部隼弥さんと那須裕樹さん、共に愛知県の名古屋芸術大学を卒業したお二人が立ち上げたもの。ものづくりの街でもある愛知で学んだだけに、学生時代から地元の職人の方々とは多くの交流があったといいます。常滑焼の新しい提案も、そんなものづくりをする人々との語らいの中から生まれました。今から商品化が待ち遠しいプロダクトです。

◇Warm stool
素材:朱泥、木
価格・発売時期:未定 

■お問い合わせ
Bouillon
メール:design.bouillon@gmail.com
http://www.design-bouillon.jp/works/warm-stool/

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