食卓を和ませ、心を豊かにしてくれるアイテム「森の器」

2015.12.20

 

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木目を楽しめ、特別な手入れは必要がない「日常の器」

木の器は陶器と比べると「壊れにくい」「保温性が高い」「口当たりがいい」などの特長があります。ひとつひとつ木目や色が違うので、この世にたったひとつしかないという魅力も。ひきみ森の器工芸組合がつくる「森の器」は、特別な時に使用する器ではなく、日常生活の中で使うことを目的とした器です。

そのため、漆ではなく、ポリウレタン塗料を使用しています。あれ? と思われるかもしれませんが、ポリウレタン塗料は食品衛生法に適合した安全な塗料なのです。熱いものも、冷たいものも大丈夫。油や醤油、ソースなども気にすることなく使用できます。使用後は、食器用洗剤で洗って、自然乾燥するだけ。特別な手入れは必要ありません。学校給食や、レストランなどでも使われている、普段使いの木の器。それが「森の器」なのです。

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「森の器」を運営するひきみ森の器工芸組合

島根県益田市の匹見(ひきみ)町は日本海側と瀬戸内海側の両方の気候の影響を受ける位置にあります。また、標高200mから1300mまでの高低差があるため、日本でも有数の樹木の種類が豊富な場所なのです。その数は150種とも200種とも言われています。

この豊富な樹木は、かつては木炭に加工され出荷されていました。しかし炭の需要が減ると、チップ材として出荷するだけとなりました。 そこでもっと付加価値の高い木工品に加工するため、有志が集まり「第三林業グループ」が発足されたのです。

 

森を育てながら付加価値の高い製品を

木を切って販売するだけの採集型林業を「第一林業」、杉や檜だけを育てる林業を「第二林業」とすると、「第三林業」は、森林を育てながら自然を減らさない、森との共存を目指す林業です。匹見の「第三林業グループ」は、それまで器として加工されることが少なかった雑木を使って食器を製造するアイディアを思い付きました。

同グループはすでに解散しましたが、その理念はひきみ森の器工芸組合に引き継がれ、現在は多種多様な広葉樹の特性を生かした椀、皿、ボール、盆などが製造されています。

 

http://www.hikimimorinoutsuwa.com/

 

■お問合せ
ひきみ森の器工芸組合(森の器)
住所:島根県益田市匹見町紙祖イ159-1
電話:0856-56-1282

 

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