ライフスタイル

森の中に佇むカフェのために生まれた椅子 「 NC chair (エヌシー チェア)」

2015.12.22

 

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想定された舞台は、根津美術館の庭園にあるNEZU CAFÉ

北海道旭川に家具製作のための自社工場も構えるTIME&STYLEと、建築家の隈研吾氏の共同開発によって生まれた「NC chair」。名前にあるNは、東京の南青山にある根津美術館の頭文字。実はこのチェア、根津美術館の庭園にあるNEZU CAFÉのために製作されたものなのです。

実業家で茶人だった根津嘉一郎氏のコレクションを多数所蔵するこの美術館には、深山幽谷の趣がある森のように広大な庭園があります。その森の中に佇むようにして設計されたカフェに、このやさしい座り心地のチェアが置かれています。

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建築家・隈研吾氏が目指すのは、その「場」を活かす設計

根津美術館の本館やNEZU CAFÉは、隈氏が設計したものです。天井にライトはなく、やわらかな陽の光を採り込む和紙のニュアンスのトップライトがある切妻屋根。壁面には大きなガラスの開口部が設けられ、まるで庭と一体化したような空間が広がります。

いわく、「21世紀の建築は、自然に対する謙虚さを取り戻し、その『場』を活かすための個別化された建築が必要」。建築を計画する際は必ず現場へ足を運び、その土地からインスピレーションを得ているという隈氏。その「場」の必然性を形にしていくやり方は、このチェアも同じです。

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すべてが必然によって生まれた“究極のさりげない椅子”

森の静寂さ、その中のミニマルなカフェ空間に共鳴するには、まず木製であることと、ごく繊細でベーシックな“究極のさりげない椅子”であることが必然でした。

特に追求されたのは、薄さと細さです。それでいて、使う人がほっと安らげる座り心地。それらをかなえるため、この寸法は何度も試行錯誤され、限界まで突き詰められたそうです。無駄をすべてそぎ落とし、絶妙な背の曲率や座面の高さも計算。しなやかな強度と軽やかさ、繊細さをあわせ持ったこの美しいチェアの存在理由は、まさにその「場」にあったのです。

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http://www.timeandstyle.com/plus/product/chair/NC/index.html

 

■NC chair エヌシー チェア(オリジナル バージョン)
ファブリック張り:7万9000円(税抜き)
背・座:40L または 6700-1
脚:ブナ/2色ウレタンクリア仕上げ(クリア、グレー)

■NC chair エヌシー チェア
ファブリック張り 7万6000円(税抜き)
レザー張り 10万1000円(税抜き)
背・座:ファブリック(約94種)、レザー(約12種) ※張地を選ぶセミオーダーシステム
脚:ブナ/5色ウレタンクリア仕上げ(クリア、グレー、スノーホワイト、ダークブラウン、ダークウェンジ)
サイズ:幅420mm×奥行き510mm×高さ830mm(座面まで450mm)

 

■お問い合わせ
TIME & STYLE MIDTOWN(六本木) 
電話:03-5413-3501
営業時間:11:00~21:00

TIME & STYLE RESIDENCE(二子玉川)
電話:03-5797-3271
営業時間:10:00~21:00

TIME & STYLE ISETAN SHINJUKU(新宿)
電話:03-3352-1111(大代表)
営業時間10:00~20:00

 

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