愛媛内子 オーベルジュ内子:「プレミアム温泉」vol.29 石井宏子

2016.03.17

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白くて温かい和紙に囲まれて

部屋はわずか5棟のヴィラ。中はスイートタイプになっていて内子町の和紙に囲まれた真っ白な空間。障子を通して入る光が優しくて心地よくて、何かに守られているような幸福感に包まれます。和紙を通して感じる木々がさわさわと風に揺れる風景。温泉で旅の疲れを癒したら、日暮れまで少しうたた寝したくなります。

この宿は丘の上に建っていてデッキからは内子の街が一望。ゆったりと流れる川の向こうに内子の暮らしが感じられます。スタイリッシュなデザインの温泉は日帰り入浴施設としても営業しているので、内子町の人々もやってきます。ちょっと地元の情報を教えていただいたりして、いい時間が過ごせました。大きなガラスの向こうは露天風呂。広がる空と季節の変化を感じる内子町の自然、夜は遠くに列車の灯りが見えて銀河鉄道のようでした。ひんやりした風に吹かれて入る露天風呂は長湯をしたくなる心地よい温度。ゆっくりと疲れがほどけていきます。pH値10.5と高いアルカリ性の温泉。古い角質を落としてすべすべ肌に導きます。源泉は冷鉱泉。湯口からはそのままの冷たい状態の源泉をかけ流し、湯船の中で加温循環させるという、こだわりの設計です。

 

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