ニュース

ロボット開発も手がけるホンダから「歩行アシスト」が登場

2015.10.05

スクリーンショット 2015-10-06 16.01.47

リハビリテーション施設を中心に11月からリース販売スタート

ホンダといえば、人型ロボットASIMOやホンダジェットなど、2輪、4輪、汎用機の事業以外にも革新的なプロダクトを開発していることがよく知られています。

今回、紹介する歩行アシストも、そのひとつ。ASIMOと同じく汎用部門が制作したリハビリテーション専用のアシスト器具で、京都大学大学院医学研究科の大畑光司博士と共同研究で生まれたものです。

ホンダは全国の病院やリハビリテーション施設向けにリース販売を11月から開始することを発表しています。

 

スクリーンショット 2015-10-06 16.00.56   スクリーンショット 2015-10-06 16.04.53

倒立振子モデルに基づく訓練機

ホンダが歩行アシスト技術の研究を始めたのは1999年のこと。人間の足の運びは、進行方向への運動エネルギーを身体重心の上昇という位置エネルギーに変換し、それを再び進行方向への運動エネルギーへ変換することで効率的な移動ができる。その「倒立振子モデル」がASIMOの2足歩行の理論なのですが、今回の歩行アシストでも同理論が使用される。ちなみに個人の使用ではなく、医師・療法士の指導の下で歩行訓練に使用する機器となります。

 

スクリーンショット 2015-10-06 16.01.23   スクリーンショット 2015-10-06 16.01.34

 

非常にシンプルなパーツ構成

「歩行アシスト」は、バッテリーと制御CPU内蔵のベルト形状の腰フレーム、腰フレームの両脇に装着するモーター、ベルトの付いた大腿フレームという3つのパーツで構成されています。本体の重量は約2.7㎏。リチウムイオンバッテリーで駆動時間は約1時間となります。装着可能な体格としては身長140㎝以上の方となります。

装着は、腰フレームを腰に巻き、大腿フレームのベルトで太ももを固定するだけ。立ったままでも座ったままでも装着ができます。本体の電源スイッチを入れて、その個人の立ち姿勢を記録し、その場で何歩か足踏みしてその状態を学習させて設定は終了し、使用が可能となります。

非常に優しく歩行をサポート

歩行時の股関節の動きを左右のモーターに内蔵された角度センサーで検知し、モーターを駆動させ、足を振り出す際の伸展サポートと蹴り出す際の屈曲サポートをすることで、歩幅と歩行リズムを調整してくれます。

連続歩行だけでなく、さまざまなモードを用意し、リハビリの場で活用できるよう設計されています。気になる費用ですが、リース契約で月額4万5000円。リース販売台数は450台を計画しています。

 

 

 

■問い合わせ先

http://www.honda.co.jp/robotics/rhythm/

Area