アートとパフォーマンスが六本木を彩る3日間。「六本木アートナイト2016」、10/21(金)〜23(日)まで開催《後編》

2016.10.07

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様々なアートやパフォーマンスが六本木の街を一変

前回お伝えした「六本木アートナイト2016」。後編の今回は、六本木の街中で繰り広げられる広域プログラムをいくつかご紹介します。当日、魔法のように一変した六本木の街を歩きながら、様々なアート作品やパフォーマンスに触れてみてはいかがでしょうか?

FierS à Cheval (La Compagnie des Quidams)《FierS à Cheval~誇り高き馬》© Marc Van Canneyt

まずは、フランスを拠点に国際的に活動するパフォーマンスグループ「カンパニー・デ・キダム」が、新作《FierS à Cheval~誇り高き馬》を携えて来日。日程は10月21日(金)22日(土)、場所は六本木ヒルズアリーナ、66プラザ、国立新美術館(西門~スロープ~正門)、東京ミッドタウンプラザ1Fにて公演予定です。

白の衣装を着たパフォーマーたちが登場し、宇宙をイメージさせるシンフォニーや馬のいななきとともに、光り輝く馬へと変化。リングマスターが光る馬たちに力を与えて、ダンスをしたり観客に歩み寄ったりします。白く輝く馬たちが交差する幻想的なアートの世界に、存分に浸ってください。

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2015年駒沢オリンピック公園での公開ワークショップの様子 撮影:井上嘉和

そして、劇作家野田秀樹氏の発案による「文化交流」プロジェクト「東京キャラバン」が、10月21日(金)22日(土)の2日間、六本木ヒルズアリーナにて開催予定。こちらは「多種多様なアーティストが出会い交わることで、新しい表現が生まれる」というコンセプトによる文化発信ムーブメントです。

参加アーティストは野田秀樹氏をはじめ、能楽師の津村禮次郎氏、東京スカパラダイスオーケストラ、“東京キャラバン”アンサンブルなど、多数参加予定。昨年、駒沢オリンピック公園で開催された公開ワークショップ、そして8月のリオデジャネイロ、9月の宮城、福島での創作ワークショップを経て、いよいよ六本木の街へ「文化サーカス」がやってきます。

SONY DSC《Love Me》,2013

さらに、街の中のお店やストリート、公園などにアートを点在させることにより、六本木の魅力を作り出す「街なかインスタレーション」も。こちらはチェ・ジョンファ氏の作品《Love Me》。光沢のあるピンクの布で作られた、巨大な羽を持つキュートなブタのバルーンのアートです。

韓国ではブタは富の象徴なのだそうですが、幸運や繁栄の象徴でありながらも中身が空っぽのバルーンという形態は、大切な物は何かを訴えてくる作品になっています。この他にも、作品は街のあちこちにあります。ぶらぶらと散歩をしながら、気軽にアートを楽しんでくださいね。

rd850_SLOW MOVEMENT 六本木公演撮影:427FOTO(ヤマワキタカミツ)

そして、六本木のさまざまな場所で展開される「街なかパフォーマンス」。肉体を使ったアートパフォーマンスが、観ている人を非日常の世界へ誘います。こちらは、「SLOW LABEL」による「SLOW MOVEMENT 六本木公演 」。10月22日(金)、六本木ヒルズアリーナと66プラザで公演予定です。

詩人・三角みづ紀が書き下ろした一編の詩「The Eternal Symphony」を、サーカスアーティスト・金井ケイスケ氏を中心に一般から集まった多様な人々が創り上げていく、参加型パフォーマンス。年齢、性別、職業、障害の有無を超えて、静かに展開されるパフォーマンスは「多様性と調和」のメッセージを伝えます。

この他にも本当に多様な「作品」たちが秋の六本木の街を彩ります。3日間限定のアートの饗宴を、ぜひお見逃しなく。

 

注目のアーティストをピックアップ 《前編》はこちら>>

 

■「六本木アートナイト2016」 開催概要
日時:10/21(金)から10/23(日)
コアタイム①:10/21(金)17:30 ~ 24:00
デイタイム:10/22(土)11:00 ~ 17:30
コアタイム②:10/22(土)17:30 ~ 10/23(日)6:00
※コアタイムとは、メインとなるインスタレーションやイベントが集積する時間帯です。
開催場所:六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21 DESIGN SIGHT、国立新美術館、
     六本木商店街、その他六本木地区の協力施設や公共スペース
入場料:無料(但し、一部のプログラムおよび美術館企画展は有料)
TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
http://www.roppongiartnight.com/2016/

 

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