この秋、さいたまで熱いアートの散歩を。「さいたまトリエンナーレ2016」開催中!

2016.10.01

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市民と共につくる芸術祭。テーマは「未来の発見!」

蒸し暑い日々と雨を繰り返しながら、そろそろ本格的な秋です。外出が楽しくなるこの季節は、学園祭などのお祭りのシーズンでもありますね。感受性とパワーが高まる芸術の秋に、さいたま市で国際芸術祭「さいたまトリエンナーレ2016」が開催中です。

「さいたまトリエンナーレ2016」に参加する全34組のアーティストの作品は、それぞれさいたまの自然や歴史に触発されたオリジナルの新作。国内外で先進的な活動を展開するアーティストが、市民と交流しながら着想を得て、さいたま市ならではの作品を制作しました。

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ディレクター芹沢高志氏は、今回のテーマ「未来の発見!」を決めた経緯について、このように語っています。

「世界的にこれまでの構造が激しく揺らぎはじめ、私たちには自分たちの未来が見えにくくなってきています。だからこそ、今、私たちは想像の力を羽ばたかせ、誰かから与えられた一つの未来ではなく、自分たちが生きてゆく未来を、自分たち自身で、足元から見つめ直していくことが求められていると思うのです。」

価値観が揺れる今の時代に、他の誰でもない自分自身で未来を見つめる。そんなパワーとイマジネーションに溢れる「さいたまトリエンナーレ2016」のアートとパフォーマンスをいくつかご紹介します。

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アイガルス・ビクシェ《さいたまビジネスマン》

涅槃の像にインスパイアされて制作した巨大なビジネスマン。スーツを着ながら芝生に寝そべり、穏やかな表情を浮かべる像に圧倒される方も多いのでは。埼京線の通勤ラッシュに驚いた氏が、現代社会のストレスとその正反対の表情を作品に組み合わせて、さいたまのサラリーマンにエールを送ります。武蔵浦和駅から徒歩8分ほどの西南さくら公園にて、アルカイックスマイルを浮かべる《さいたまビジネスマン》に会うことができます。

rd850_Tomoko_MUKAIYAMA_HOME(Photo: KITA Naoto)

向井山朋子《HOME》

さいたま市内の古い家屋を舞台に、向井山朋子氏が演出、音楽、映像、写真を手掛けた《HOME》パフォーマンスの一場面。昔ながらの家族の情景が浮かぶ日本家屋にて展開される表現の形。その濃密な空間を体験した人は「圧倒的だった」と口を揃えたそうです。

内覧会で申し込みが殺到したという《HOME》パフォーマンスは、さいたま市岩槻区本町のK邸にて、10/1、8、22、11/5、12、19、26、12/3、10の日程でそれぞれ上演。定員20名の予約制となっています。《HOME》インスタレーションは、会期中15:00~19:00で上演します。※会期中に休場日あり

rd850_JACSHA_NN1_8952(Photo: KITAHARA Toru)

日本相撲聞芸術作曲家協議会  JACSHA  鶴見幸代  野村誠  樅山智子《JACSHA土俵祭りin岩槻》

相撲をこよなく愛する作曲家3人からなるユニット「日本相撲聞芸術作曲家協議会」、略してJACSHA(ジャクシャ)。新作「土俵祭り」を10月2日(日)岩槻駅周辺にて開催します。

岩槻のお店や史跡で演奏や太鼓まわりパフォーマンスが繰り広げられる、「さいたま触れ太鼓隊」による第1部。そして岩槻駅前のクレセントモールで、豪華ゲスト (大相撲の呼出しさん、元力士、アーティスト)と市民による土俵入りシンフォニーの第2部。まさに市民とアートがひとつになった、驚きと喜びとパワー溢れるパフォーマンスに参加してみてはいかがでしょうか?

他にも数多くのアートとイベント、パフォーマンスが盛り沢山の「さいたまトリエンナーレ2016」。さいたまの熱い芸術の秋にぜひ足を運んでみてください。

 

■お問い合わせ
「さいたまトリエンナーレ2016」
期間:2016 年9月24日(土)から12月11日(日)[79日間]
*定休日、水曜(ただし11月23日(祝)は開場。翌11月24日(木)は閉場)
主な開催エリア: 与野本町駅~⼤宮駅周辺、武蔵浦和駅〜中浦和駅周辺、岩槻駅周辺
主催:さいたまトリエンナーレ実行委員会
ディレクター: 芹沢高志(P3 art and environment 統括ディレクター)
http://saitamatriennale.jp/

 

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