第一回 すのこを用いた究極の快眠ベッド「ontoko」

2015.10.30

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現代人にとって、眠りは永遠のテーマ。質の良い眠りを得ることこそ、健やかな人生を送るための重要なファクターです。プレミアムジャパンは、日本人のための究極の寝具を生み出すべく、研究を続けてきた老舗寝具メーカー「IWATA」に着目。睡眠科学を軸に開発されるその寝具類は、国内での純製造や素材選定などあらゆる項目にこだわる極上のアイテムばかりです。なかでも2013年発表されたベッド「ontoko」は、その技術の粋を集めたアイコン的存在。考え抜かれた機能性と魅力をご紹介いたします。

先人の知恵を受け継いだ究極のベッド「ontoko

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正倉院宝物の一つに、聖武天皇と光明皇后が使っていた日本最古のベッド「御床(おんとこ)」があります。注目すべきは、四季によって温湿度の差が激しい我が国でも、一年中快適な眠りを保てるように「すのこ」が使われていること。無駄のない素朴なデザインでありながら、先人たちの眠りに対する深いこだわりを知ることができる宝物です。IWATAは、この「御床」の機能性と感性を受け継ぎ、熟練された職人たちによって洗練された美しいベッドを誕生させました。

「ontoko」の要である、すのこへのこだわり

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すのこ部分には、古くから神社仏閣や住宅建築用材として使われてきた、軽く柔らかいヒノキを採用。高知県の四万十川流域から産出するヒノキを使用し、薄紅色の木肌と香り高さが特徴です。一切の無駄を省いたフレームは、北海道産の丈夫なカバ材からなり、細かく上品な風合いの肌目がベッド全体を包みます。デザイナーや木材生産業者、製材所、家具工房と知恵を出し合い、高度な技術によって究極の眠りを実現しました。

通気性、吸・保湿性、耐久性を極めた畳ベッド

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「ontoko」は、すのこの上にそのままマットレスを敷く「すのこタイプ」のほかに、畳を重ねた「畳タイプ」があります。畳は、和紙をコヨリ状に加工して編み上げたもので、通常のい草より摩擦に強く、通気性にも優れています。和紙の下には水分が溜まりにくい麻フェルトと、インシュレーションボードと不織布が重ねられ、吸・放湿性、耐久性も考慮。四季を通じて、清潔で心地よい使い心地を実現しています。好みや住空間に合わせて、色味やヘッドボード、脚の高さを選ぶことも可能。大きさはそれぞれ、シングル、セミダブル、ダブル、クイーン、キングまで揃います。

180年の歴史に裏付けされた製品づくり。

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天保元年(1830年)、日本でもっとも歴史の古い寝具会社として京都・三条に誕生したIWATA。創業者である岩田市兵衛氏は、まだふとんが特権階級にしか普及していなかった江戸時代に、ふとん店を誕生させたことでも知られています。

それから180年にわたり、眠りの質を向上させるべく研究を重ね、さまざまな分野で特許や実用新案を取得してきました。また、現・代表取締役の岩田有史氏は、寝具と睡眠の関連性に着目。身体のメカニズムや寝姿勢、寝返りの頻度、快適な温湿度などの眠りに必要不可欠な条件をクリアできる寝具を目指して、睡眠科学に裏付けされた商品開発を行ってきました。年間を通して変化の激しい日本の気候を考慮し、素材も厳選。安全性の高い天然素材を国内外から選び抜いています。

そして、なによりIWATAがこだわるのがすべての寝具類を国内の自社工場で製造すること。マットレスにはじまる寝具一式は、日本の熟練した職人の手作業によって一つずつ製品になっていきます。そうした魂を込めたものづくりが、丈夫で繊細な使い心地を実現し、日本人のための贅沢な寝具を生み出し続けているのです。

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「ontoko」

〈すのこタイプ〉シングル9万8000円〜

〈畳タイプ〉シングル13万8000円〜

 

問い合わせ

「寝具御誂専門店IWATA銀座店」

住所:東京都中央区銀座6-8-7 交詢ビルディング3F

電話:03-3289-1678

 

「寝具御誂専門店IWATA京都店」

住所:京都府京都市中京区堺町通三条上ル

電話:075-241-2332

 

Text/Makiko Inoue

Photo/Kousuke Mori

 

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