生命力あふれる人形に感動。400年にわたり継承される「江戸糸あやつり人形」新春公演

2017.01.04

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新年を迎えた1月には、壽初春大歌舞伎など、華やかな伝統芸能がふさわしいですね。横浜にある「横浜人形の家 あかいくつ劇場」では、江戸時代に誕生し、現代まで引き継がれてきた身近な伝統芸能「糸あやつり人形」の公演を、1月14日(土)に開催します。

手板と呼ばれる操作板と約20本の糸を遣って表現される、日本ならではの繊細で表情豊かな動きは、まるでそこに命があるかのよう。その確かな表現力に、見る人は引き込まれ、感情移入し、心を奪われてしまうでしょう。

当日の演目は、明治時代に大流行した大道芸で人形の軽妙な動きが面白い「かっぽれ」、縁起物としてお正月に欠かせない「獅子舞」は、糸あやつりならではの趣向で披露されます。また、飲みすぎて酔いつぶれた祭り帰りの男が、お囃子の音を耳にして踊りだす「酔いどれ」では、古くから伝わる人形の仕掛け・引き抜きの技を見ることができます。

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人形遣い・上條充氏は、11代結城孫三郎に師事し、1992年に独立。「江戸糸あやつり人形」の魅力を広めるべく大道芸として活動を続け、東京での定期公演や海外公演も行ってきました。それは、忘れてはならない人間の大切なものを感じさせてくれる温かな人形芝居です。

この新春公演では、人形の仕組みや遣い方などが紹介され、「江戸糸あやつり人形」の奥深さを知ることもできます。料金には「横浜人形の家」の入館料も含まれるため、博物館と合わせて楽しめます。鑑賞後は近くの中華街での街歩きもいいですね。

 

■江戸糸あやつり人形「新春公演」
会場:横浜人形の家4階 あかいくつ劇場
日時:2017年1月14日(土) 11:00/14:00
内容:糸あやつり人形「かっぽれ」「酔いどれ」「黒髪」「獅子舞」「ショ・ジョ・ジ」+人形解説
キャスト:上條 充/福田 久美子
料金:大人(高校生以上)1,800円/小人(3歳以上〜中学生)1,300円
※全席自由 ※3歳未満のお子様はお膝の上での鑑賞は無料
※上記観覧料で横浜人形の家の常設展示もご覧になれます
予約:横浜人形の家ホームページ(http://doll-museum.jp/
協力:公益財団法人 現代人形劇センター

 

■問い合わせ
横浜人形の家 山田 
電話:045-671-9361
http://doll-museum.jp/

 

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