墨絵のように美しい江戸時代の撮影技法。エバレット・ブラウン湿板光画展「会所-三溪園の建物と花-」開催中

2017.01.16

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タイムやニューズウィークなど、世界の主要メディアで定期的に写真を発表する写真家、エバレット・ブラウン。若いころに世界中を旅した彼は、不思議な相性の良さを感じて29歳で日本に定住。現在は、日本の風景や伝統の文化、技術などをテーマに「湿板光画」を駆使した制作活動を行っています。「湿版光画」とは、ガラスに液体を塗布して撮影し、ガラスのネガを作る、江戸時代の撮影技法です。

そんなバレット・ブラウンが、現在、横浜三溪園で伝統美を写し出すモノクロームの写真展「会所-三溪園の建物と花-」を開催中です。

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三溪園では2度目の開催となる、ブラウン氏の湿板光画展。今回は「会所」という中世の文化サロンを三溪園に見立て、梶井宮御流家元、藤原素朝氏のいけばなを設えた古建築内部を撮影した作品が中心になっています。

撮影に時間がかかり、その時々で唯一無二の作品が生み出される湿板光画。その江戸時代の撮影技法で表現された、墨絵のように美しい日本の伝統美を心ゆくまで堪能してみませんか。

 

■「三溪園  110周年記念企画展『会所-三溪園の建物と花- エバレット・ブラウン湿板光画展』」
日程:2017年3月12日(日)まで
時間:9:00~17:00(入園は16:30まで)
会場:三溪園内 三溪記念館 第3展示室
所在地:神奈川県横浜市中区本牧三之谷58-1
料金:入園料(一般500円/こども(小学生)200円)
http://www.sankeien.or.jp/news/news688.html

 

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