ゆるキャラの全然ゆるくない裏事情! 続々とリストラされる全国のゆるキャラたち

2017.01.30

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日本の独自の文化としてすっかり世間に浸透した「ゆるキャラ」ですが、近年はちょっと飽和状態なんて声もあります。人気キャラは華々しい活動をしていますが、増えすぎた影響で、人気のないキャラには全然ゆるくない事情があるようなのです。

全国のゆるキャラが一堂に会する大会「ゆるキャラグランプリ」が開催されたのですが、7回目の2016大会で初めてエントリー数が減少しました。2010年の第一回ではエントリー数が169体だったのですが、11年には349体、12年には865体、13年には1580体、14年には1699体、15年には1727体と右肩上がりで規模が大きくなっていきました。ところが2016年には1421体とガクンと数字を落としています。

この理由に、全国の厳しいゆるキャラ事情があるようです。まず大阪府では乱立するゆるキャラを一本に絞り込む動きがありました。ピーク時には92体いた府関連のゆるキャラの中で、府が直接管理する31体を9体まで絞ったのですが、最終的には「もずやん」一本化にする考えがあるようなのです。これによりいくつかのキャラがリストラの憂き目にあうことに…。

ゆるキャラをリストラしている自治体は少なくないようで、「日経MJ」(日経流通新聞)の自治体アンケートでは15の自治体がゆるキャラのリストラ経験があり、63体が姿を消しているとか。ゆるキャラの中にはリストラの危機を恐れてPRをしているものもいるようで、今年の9月には高円寺商店街連合会公式キャラの「サイケ・デリーさん」が駅前でPR活動を頑張っていました。

また、岡山県総社市の「チュッピー」は今年のゆるキャラグランプリに参加し、「1位をとらなければ引退」と告げられていました。結果は3位と大健闘だったのですが目標には届かきませんでした。しかし、“ゆるキャラグランプリからの引退”ということでなんとか活動を続けられているようす。この例のように、ゆるキャラの人気や知名度が、今後活動を継続するかどうかの指標になっている面もあるようです。北海道でも空港をPRする「きたぴょん」の知名度が低く、広報課がリストラするかどうかを考えるといったコメントを昨年10月に発表していました。

ゆるキャラグランプリ2017は、三重県桑名市ナガシマリゾートで11月18日、19日に開催されることが既に決定していますが、果たしてエントリー数はどうなるのでしょうか。

上の画像出典:Hetarllen Mumriken / IMG_1164 (from Flickr, CC BY 2.0)

 

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