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「すみだ北斎美術館を支えるコレクター-ピーター・モースと楢﨑宗重 二大コレクション-」が開催

2017.02.03

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風景画、役者絵、美人画、読本挿絵、絵手本など多岐にわたる浮世絵を描き、今なお彼の作品に魅せられる人が後を絶たない葛飾北斎。そんな北斎作品を生涯かけて集めたピーター・モースと、浮世絵版画を大きな視野でとらえ貴重な資料を収集してきた楢﨑宗重。この二人の希少なコレクションによる展覧会を、2017年2月4日(土)よりすみだ北斎美術館にて開催します。

写真(上)/「新板浮絵三囲牛御前両社之図」

すみだ北斎美術館の収蔵作品には、墨田区が独自に収集してきた作品の他に、かつて個人のコレクターが収集してきた作品群が二つあります。一つは北斎の研究者であり、欧米における北斎の個人収集としては最高・最大の内容と言われるピーター・モースのコレクション。大森貝塚を発見したエドワード・モースの血縁(弟のひ孫)にもあたり、研究者の眼で収集された希少価値の高い作品が多く含まれていることが特徴です。

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写真(上)/冨嶽三十六景  甲州石班沢

もう一つは、自身の研究活動の中で収集・所蔵していた浮世絵研究の第一人者、楢﨑宗重のコレクション。日本美術の正統的な価値を年代順に追うことのできるコレクションとしての価値は高く、体系的な美術史研究を進める上でも貴重な資料となっています。

モース、楢﨑両氏の生涯と研究業績など、二つのコレクションの魅力を様々な視点から紹介する本展覧会。また、特設コーナーとして世界の美術館とそのコレクションについて紹介しながら、本展開催の背景に迫る特設コーナーを3階ホワイエに設置。さらに、ピーター・モースコレクションを紹介する映像も上映します。

葛飾北斎を愛する二人のコレクターが生涯をかけて集めた珠玉の名品、前後期合わせて約130点が公開されるという貴重な機会です。ぜひお見逃しなく!

 

■「すみだ北斎美術館を支えるコレクター-ピーター・モースと楢﨑宗重 二大コレクション-」
会期:2017年2月4日(土)~4月2日(日)まで
前期:2月4日(土)~3月5日(日)
後期:3月7日(火)~4月2日(日)
※作品保護のため、前後期で一部展示替えを行います。
開館時間:9:30~17:30(入館は閉館の30分前まで)
休館日:毎週月曜日(祝日・振替休日の場合は翌平日。本展期間中では、3/20(月・祝)は開館し、3/21(火)は休館)
観覧料:一般1000円、高校生・大学生700円、中学生300円、65歳以上700円、障がい者300円
※一般の方以外は、生徒手帳・学生証、65歳以上の年齢を証明できる書類、身体障害者手帳などのご提示をお願いします。
※一般の方以外は、入館の際に身分証のご提示をお願いする場合があります。
※小学生以下は、無料で入館いただけます。
 http://hokusai-museum.jp/collector/

 

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