千年の歴史に思いを馳せて。土佐和紙を東京で体感! 2日間限定ユニーク企画も。

2017.01.28

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日本三大和紙のひとつとされ、1000年以上の伝統を誇る土佐和紙。その中でも、「カゲロウの羽」とも称される、世界でいちばん薄い和紙「土佐典具帖紙(とさてんぐじょうし)」は、ボストン美術館所蔵の「浮世絵」や書籍の修復、システィーナ礼拝堂のミケランジェロが描いた大壁画の修復など、美術品、文化財の修復の材料としても広く知られています。

残念ながら、機械化や西洋紙の台頭など時代の変化により、明治時代には県内で7000軒以上あった和紙の工房も、今では20軒程までに減少。そんな土佐和紙の文化、伝統技術を守っていくため、後継者の育成に地域一丸となって取り組んでいる高知県が、土佐和紙の歴史と魅力に触れるイベントを東京にて開催します。

高知家学講座2017~土佐和紙で甦る幕末維新 at TechShop~

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幕末から明治維新にかけて、坂本龍馬をはじめ多くの偉人を輩出した高知では、2017年の大政奉還150周年、2018年の明治維新150周年という節目にあたり、「志国 高知幕末維新博」を開催。2月1日(水)と18日(土)に行われるこのワークショップでは、その「幕末維新博」を盛り上げるため、「土佐和紙」とデジタル加工や電子工作を組み合わせた現代的なコスプレ衣装で幕末維新を再現します。

開催日:2017年2月1日(水)19:00~21:30/18日(土)10:00~16:30
会場:Techshop Tokyo
住所:東京都港区赤坂1丁目12番32号 アーク森ビル3階
http://www.techshop.jp/

土佐和紙展

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こちらは、1653年創業の老舗和紙専門店「小津和紙」にて開催される展覧会。土佐和紙展示をはじめ、職人によるギャラリートークや紙漉き体験などが行われます。製作過程に触れることで土佐和紙の魅力がより実感できそうですね。

会期:2017年1月30日(火)〜2月4日(土)
時間:10:00~18:00(初日:16:00~、最終日:15:00迄)
会場:小津和紙
住所:東京都中央区日本橋本町3-6-2 小津本館ビル
http://www.ozuwashi.net/
※土佐和紙の職人による紙漉き体験は、1月31日(火)~2月2日(木)の3日間のみ。随時・予約不要。
※ギャラリートークは、1月31日(火)~2月2日(木)14:00~/16:00~にて開催。
※会期中、上記以外の日でも希望があれば、ギャラリー内で土佐和紙の職人による説明等があります。

 

良質の和紙を生み出す鍵となる、水と楮。土佐和紙の産地である、いの町や土佐市は、2012年から4年連続で水質日本一に選ばれた「仁淀ブルー」とも称される仁淀川が流れる、日本有数の楮の産地です。繊維が太く長い土佐の楮と豊かな水が支えてきた土佐和紙の歴史と品質を、スペシャルな企画で東京に居ながら直接体感できますよ。

 

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