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継承130年を超える松戸神社の動植物絵画。松戸市戸定歴史館で公開中

2017.02.09

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千葉県の松戸神社は、水戸街道筋にあったため、水戸光圀公からも崇敬されたことで知られています。広大な敷地と整備された境内を持つこの神社は、日頃からたくさんの参拝客で賑わいます。そんな松戸神社・神楽殿の格天井36面と杉戸4面に、素晴らしい動植物絵画が描かれているのをご存知でしたか。

この絵画は、明治21年の神楽殿建立時に佐竹永湖(えいこ)と錦谿(きんけい)が描いたもので、江戸絵画の画風を継承した格調高い絵画というだけでなく、1枚1枚に旧松戸町の住民たち奉納者の銘が記されており、歴史的な資料にもなっています。

これらは、平成26年の神楽殿建て替えの際に保存修復が行われ、平成28年7月、新たに松戸市有形文化財に指定されました。今回、この絵画作品の一部を松戸市の戸定歴史館で展示しており、また、当初の画風を損なうことなく保存修復した、その技法に関する講座やトーク、体験型のワークショップなども開催します。

そして、戸定歴史館のすぐそばには、江戸幕府最後の将軍、徳川慶喜の弟である徳川昭武が建てた戸定邸(国指定重要文化財)も。こちらは、明治時代の徳川家の住まいが、ほぼ完全に残る唯一の建物になっています。

次の休日はお散歩がてら、松戸市に息づく歴史と文化を体験しに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

 

■「―明治21年の佐竹永湖とその周辺―松戸神社神楽殿の絵画と修復展」
期間:3月5日(日)まで
場所:松戸市戸定歴史館
休館日:月曜日
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
観覧料:一般150(120)円、高大生100(80)円
( )内は20名以上の団体料金。戸定邸入館は別料金。
戸定邸との共通観覧料は一般240(200)円、高大生160(120)円。
中学生以下および、市内在住で70歳以上の方、市内在住で身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方とその介護者は無料。

 

 

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