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『火の鳥』『寄生獣』を想起!? 『聲の形』の大今良時の新作『不滅のあなたへ』1巻が発売され大反響

2017.02.02

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数々の漫画賞を受賞し、劇場映画も大ヒットした『聲の形』。その作者・大今良時が現在『週刊少年マガジン』で連載中の漫画『不滅のあなたへ』の第1巻が発売されました。同作にはさっそく「大今先生ならではの深さを感じる」「何度も読み返した。2巻の発売が待ちきれない」と絶賛の声が飛び交っています。

上の画像出典:contri / DSCN4278 (from Flickr, CC BY 2.0)

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画像:Amazon

「アイデンティティー」をテーマにしたファンタジー作品

『聲の形』は、小学生時代に聴覚障がいをもっていた転校生の女の子をイジメていた男の子が主人公。男の子はやがて自分もイジメられる対象となり、その後あまり目立たないように生きてきたが、高校生の時にイジメていた女の子と再会し……といったストーリー。

読者の胸に突き刺さる心情表現や、子ども時代についやってしまった過ちに対し、どう向き合っていくかなどが描かれたリアルなヒューマンドラマが「感動する」と話題になり、大人気を博しました。

今作『不滅のあなたへ』は、『聲の形』とは一変したファンタジー作品。地上に投げ入れられた“球”が姿を変化させて、この世界のさまざまなものに触れて感じて彷徨っていく……、というストーリー。

単行本1巻の発売に合わせてYouTubeでPR動画も公開されたのですが、その中には「いつかきっと死んでしまうすべてのあなたへ この永遠の旅を贈る」「これは、自分を獲得していく物語」と綴られています。

ジャンルは確かにファンタジーなのですが、「第一話目から引き込まれて泣いた」「やっぱり大今先生の作品は心を揺さぶられる」「凄く深い作品で大切に読み進めたいと思った」と、『聲の形』で掴んだファンも納得の作品となっているようです。

また、人とは別次元の“何か”の深い交流を描いているということで、手塚治虫の『火の鳥』や岩明均の『寄生獣』を想起する人も少なくないようす。「こういう系の作品を描ける人がこの時代にもいたか!」と今後の展開に期待が高まっています。

『不滅のあなたへ』は、大今良時が小学生の頃から温めてきた案。また、『聲の形』は「コミュニケーション」をテーマにしたのに対し、『不滅のあなたへ』は「アイデンティティー」をテーマにしているとのこと(「東京新聞」より)。これから主人公がどのような体験をして“自分を獲得”していくのか。注目していきたい一作です。

 

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