神社仏閣に宿泊して身を清めよう! 宗派や施設の規模によって様々な修行体験が楽しめる「宿坊」

2017.03.19

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皆さんは「宿坊」という言葉を聞いたことがありますか? 宿坊とは普段泊まることのできない神社仏閣に寝起きし、座禅や写経などの体験ができる場所。

神聖な体験をすることによって心が洗われると話題になっています。ただ、具体的に何をするかわからないと挑戦しづらいですよね。そこで今回は宿坊のあれこれについてご紹介していきましょう。

上記イメージの画像出典:Keiko Shih / 日本富山_瑞泉寺.05 (from Flickr, CC BY 2.0) 

写経や座禅、滝修行まで体験できる宿坊

宿坊は元々、お寺や神社の参拝に訪れた人のための宿泊施設です。かつては武士や僧侶に宿を提供していたものが次第に一般の参拝者にも広まっていきました。敷居が高いように感じられますが、基本的には誰でも宿泊することができますよ。

ひと口に宿坊と言っても、お寺や神社、また宗派によって体験できる内容は様々。例えば禅宗のお寺では座禅を体験できますが、真言宗のお寺では阿字観と呼ばれる瞑想を体験できるところが多いようです。その他には経文を書き写す写経や、滝から落ちてくる水に打たれることで精神統一を行う滝行を体験できる宿坊も。

宿坊でしか味わえない貴重な体験といえば、「朝のお勤め」。朝のお勤めとはお寺に宿泊した際に、早朝から仏前でお坊さんがお経を唱えてくれるのを聞くというもの。お寺によってお経の唱え方も大きく違い、木魚や鐘などを使って賑やかに行われるお勤めもあれば、黙々とお経を詠ずるところもあるようです。

宗派によるお勤めの違いを知るのも宿坊の面白さの1つと言えるでしょう。宿坊では様々な体験ができますが、宗派や施設の規模によっても内容は違うため、あらかじめ自分が何をしたいかを決めて施設を選ぶといいですよ。

宿泊施設や精進料理も好みに合わせて選ぼう

神社仏閣に泊まるとなると、古い建物を想像する人が多いかもしれませんが、宿坊のために比較的新しい宿泊施設が用意されていることも。実際に寝起きする場所がお寺や神社になるのか、近代的な建物になるのかで味わえる雰囲気も違ってきます。

最大の楽しみの1つが宿坊ならではの食事。素泊まりのところもありますが、多くのお寺や神社では精進料理をいただくことができます。最近は精進料理目当ての宿泊客のために趣向を凝らしたメニューを用意したり、昼食だけを食べられる宿坊もあるとか。

肉や魚を使わず、豆や季節の野菜を使った手の込んだ料理には「物足りないかと思ったけど様々な味が楽しめて大満足」「肉や魚がなくても味付けがしっかりしていて箸がすごく進む!」といった声が。グルメを楽しみたい人は精進料理に力を入れている宿坊を探すのがオススメです。

宗派や施設の規模によって違った体験ができるため、色々と試して比較してみるのもきっと楽しいはず。一度体験したらハマってしまうかもしれませんよ。

 

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