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怖すぎる!? 日本のわらべ歌や童謡に隠されたホラー映画ばりの真実

2017.04.11

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日本で古くから伝えられているわらべ歌や童謡。幼い頃に家族や先生から教えてもらって覚えたという人も多いでしょう。子ども向けの歌ということで覚えやすく、楽しそうなイメージの歌がたくさんありますが、中には残酷な真実を語った歌も。
今回はそんな残酷な内容が隠されたわらべ歌や童謡をご紹介していきましょう。

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どんな意味でも怖い! 「かごめかごめ」は残酷ストーリーのオンパレード

目隠しをした人の周囲を数人が回る「かごめかごめ」には様々な由来が伝えられていますが、最も代表的なのが流産の歌。かごめとは“籠目”という意味で、籠の中に囚われている人=お母さんのお腹の中にいる赤ちゃんのこと。縁起物の象徴である“鶴と亀”が滑った=赤ちゃんが死んだことを意味していると考えられています。

しかし、本当に怖いのはここから。ある日母親が安産祈願のために神社を訪れた帰り道、後ろから誰かにつき飛ばされます。犯人は誰かと母親が振り返ると、そこには夫の実の母親が…。嫁の存在を疎ましく感じていた姑が親子もろとも殺そうとしたとのこと。

ほかにも、籠の中に閉じ込めれた人を牢屋に閉じ込められた囚人や、首をはねられた罪人、奇形児として生まれた子どもとするなど様々なストーリーが伝えられていますが、いずれも残酷で悲しい意味が込められています。

遊女・遊郭が起源? あまりに切ないわらべ歌

遊女や遊郭をテーマにしたわらべ歌や童謡も多くあります。たとえば、約束をする時に「指切りげんまん」をしたことがある人は多いですよね?

これは遊女が意中の男性に誓いを立てる際に指を切って送りつけていたという風習をもとにしたというのが有力。またげんまんとは「拳万」と書いて、1万回げんこつで殴るという意味。指を切った上に、嘘をついたらげんこつ1万回と針千本を飲まされるという、かなり気合の入った歌です。

また歌に登場する“花”は遊女を意味することが多いよう。“○○ちゃんが欲しい”というフレーズで有名な「はないちもんめ」は、花=遊女となる子どもを安く買うことができて嬉しいなという人身売買の歌とされています。

夢に出る!? 怖すぎるわらべ歌

天気が晴れることを願うための「てるてる坊主」。てるてる坊主を作りながら歌った人もいるかもしれませんが、首を切られたお坊さんが起源と言われています。実は「てるてる坊主」の歌は4番まで作られており、「それでも曇って泣いたなら そなたの首をチョンと切るぞ」というフレーズからも斬首の話だということが分かりますね。

歌の内容はお殿様が降り続く雨にほとほと困っているところに、お経を唱えるだけで天気を晴れにすることができるお坊さんが現れました。しかしお経を唱えても晴れなかったので、罰としてお坊さんの首をはねて白い布で包んだところ雨が止んだとのこと。それから白い布で作ったてるてる坊主を吊るすという習慣に結びついたようです。

また、「さっちゃんはね、サチコっていうんだほんとはね」の「さっちゃん」はなんと10番まで作られている恐怖の物語。1・2番ではバナナ好きということしか明かされないさっちゃんですが、5番では「サッちゃんはね線路で足をなくしたよ だからお前の足をもらいに行くんだよ 今夜だよサッちゃん」とホラー映画ばりの展開に。その後は自分を線路に突き落とした人への恨みや仲間(死人)が欲しいという感情が歌われています。

誰もが一度は歌ったことがあるわらべ歌や童謡。本当の意味を知ったら、怖くてもう歌えないかもしれませんね…?

 

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