北陸の工芸の魅力を世界に発信する「国際北陸工芸サミット」11月に開催

2017.08.22

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富山県美術館外観

 

「THIS IS 工芸-伝える。 創る。 -」をテーマに、 北陸の工芸の魅力を世界に発信する「国際北陸工芸サミット」が11月に富山県で開催されます。文化庁と北陸3県(富山・石川・福井)が連携し、平成29年度~33年度の5年間、 北陸の工芸の魅力を国内外にアピールする広域的な催しです。初年度の平成29年度は富山県、 31年度は福井県、 32年度は石川県と開催されます。記念すべき第1回サミットは“アートとデザインをつなぐ”富山県美術館をメーン会場に、11/16(木)~23(木・祝)のコア期間に国内外の専門家が多数参加する国際シンポジウムや展覧会など多彩なプログラム・イベントが展開されます。また、 50歳以下の作家、 職人、 デザイナーなど若き“工芸人”を対象とした「U-50国際北陸工芸アワード」が創設され、 11/ 23(木・祝)には国宝・瑞龍寺(高岡市)で表彰式が行われます。

主なプログラム・イベントの趣旨・内容を以下に紹介します。

■若き「工芸人」たちの取り組みを表彰する「U-50国際北陸工芸アワード」

漆器・銅器・鋳物・木彫・和紙・絹織物・蒔絵・陶磁器をはじめ、 ガラス・革・銅器以外の金属・などの分野における50歳以下の作家、 職人、 デザイナーなど若き「工芸人」を対象とした本「アワード」。作品、 表現、 技術ほか、 工芸に対する考えや取り組み、 戦略と実践、 さらに未来への展望性を総合的に評価して奨励する賞です。分野横断的になってきている世界の工芸の潮流をとらえ、 国際的なネットワークやコラボレーションの機会を創出し、 そこから工芸の未来ビジョンを描くことを目指しています。35もの国や地域からの多数の応募の中から、 ファイナリスト6名(組)を8月下旬の二次審査で選考。 ファイナリストたちは、 北陸の各工芸現場で、 ホスト(企業・工房・職人など)と協同で、 新しい作品を創造するプログラムに参加。 そして、同プログラムの成果、 およびアワード出品作品を11/22(水)に最終審査します。選考委員長に青柳正規氏(東京大学名誉教授)を迎え、伝統工芸・文化の継承・発展を促す活動を行っている元サッカー日本代表選手の中田英寿氏や、 テキスタイルデザイナーで東京造形大学教授の須藤玲子氏や、国外からは、ミュージアムオブアート&デザイン・チーフキュレーターのシャノン・ストラットン氏(米国)ら欧米・アジア諸国の第一線のデザイナー・建築家・文化研究者らが、 グランプリの選出にあたります。

 

■「ワールド工芸100選(仮称)」

「国際北陸工芸アワード」選考委員がキュレーターとなり、 各国を代表する作品を選抜、 同アワード二次審査に参加した作品と合わせ、 合計約100作品が富山県美術館に展示されます。
期間:11/16(木)~来年1/ 8(月)

 

■「国際北陸工芸アワード」優秀作品等の巡回展

「国際北陸工芸アワード」における優秀作品等が県内の美術館・県立文化施設で巡回展示されます。
期間:来年1月中旬~2月上旬、高岡・富山・魚津を予定

 

■「国際北陸工芸サミットシンポジウム(仮称)」

各国から招へいした専門家・選考委員による、 工芸をテーマにした講演会や討論会が開催されます。

日程:
11/18(土) 富山県美術館にて青柳選考委員長による基調講演、 その他の選考委員、 国内外のゲストスピーカーによるパネルディスカッションを開催。

11/23(木) ウイング・ウイング高岡にて選考委員によるアワードの講評を含むパネルディスカッションを開催。

 

■その他の関連企画・イベント

・富山県美術館開館記念展Part2「素材と対話するアートとデザイン」
 期間:11/16(木)~来年1/8(月)、 富山県美術館にて

・「日本のわざと美」展【文化庁主催事業】
 期間:11/17(金)~12/17(日)、 富山県水墨美術館にて

・県内各産地の工芸品の展示やワークショップ
 期間:9月下旬~10月上旬、「日本橋とやま館」にて

・北陸3県が合同で参加する「テーブルウェア・フェスティバル」
 期間:来年2月、 東京ドームにて

・県内の工芸品の主要産地でクラフトツーリズム、 工房見学、 制作体験、 学生らとのコラボ企画など

また、 本サミットPRイベントとして、「日本橋とやま館」で“デザイン県とやま”の魅力を発信する企画展が8/28(月)~9/3(日)に開催されます。県内工芸作家の作品の販売会やワークショップ、 トークイベント等が9/18(月)~10/1(日)に。
三越日本橋本店でも、 9/20(水)~10/2(月)の「第64回日本伝統工芸展」開催に合わせて、 9/27(水)~10/3(火)の期間に県内の伝統的工芸品やクラフト等の展示、 販売、 ワークショップが行われます。

 

ものづくりが多く集まる北陸の魅力はいま海外をも魅了しています。この機会に是非あなたも足を運んでみては?

 

国際東北工芸サミット 公式ホームページ
https://kogeisummit.jp/