御召茶(おめしちゃ)御召茶(おめしちゃ)

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日本の伝統色を知る

2024.7.17

読めますか?日本の伝統色「御召茶」“おんしょうちゃ”とは読みません










日本の伝統色「御召茶」とは……




御召茶は、くすんだ緑みのある青色。「御召」の名前が付いたのは、江戸幕府11代将軍徳川家斉が柳条縮緬(りゅうじょうちりめん)を好んで着用し、徳川家の着物(御召料)としたことからです。柳条縮緬は「御召」や「御召縮緬」と呼ばれるようになりました。御召縮緬に用いられる先染めの色は、藍の下地に黒茶系の染料である夜叉を重ねて染めたもの。この先染めの色が御召茶と呼ばれるようになりました。





御召茶 = おめしちゃ

 

「茶」と付きますが、現代の茶色とは違って、緑みの強い色です。将軍が着用した高級な絹織物の先染めの色を指します。「御召茶」はおめしちゃと読みます。







R55 G107 B109 #376B6D/御召茶(おめしちゃ)




「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。

 

 


参考図書:「美しい日本の伝統色」PIEインターナショナル刊、「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊

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