日本の伝統色「宗伝唐茶」とは……
宗伝唐茶は、唐茶より少し黒みを帯びた赤みのある褐色です。唐茶とは唐の国、つまり当時の中国から伝わったお茶の色。「宗伝」は、京都の染師である鶴屋宗伝がこの色を染め出したことに由来するといわれています。茶系の色合いは、江戸時代に贅沢を禁じる政策によって着物の色を制限されたことによりバリエーションが増え、「四十八茶」ともいわれるほど、さまざまな茶色が生み出されることになりました。
宗伝唐茶 = そうでんからちゃ
京都の染師、鶴屋宗伝が染め出した茶色の色味の一つです。「宗伝唐茶」は、そうでんからちゃと読みます。
R169 G103 B75 #A0674B/宗伝唐茶(そうでんからちゃ)
「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。
参考図書:「美しい日本の伝統色」PIEインターナショナル刊、「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊
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