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夜空の星におぼれてみよう。兵庫と沖縄の人気天文台

2015.12.27

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神秘とロマンに溢れた夜空の象徴

アンドロメダ銀河、オリオン座大星雲、すばる(プレアデス星団)などの名前は神秘とロマンに溢れた夜空の象徴としてよく知られています。これら3つの星々は望遠鏡や双眼鏡などを使わなくても肉眼で見ることができますが、都会では光害(過剰な光や不必要な光により夜空が明るくなりすぎる公害のこと)によって、その姿が見えないこともしばしば。

美しい星空を見たいという気持ちは、太古より人類普遍の思いでしょう。

今回の記事では、「プレミアムジャパン」がセレクトする、そんな極上の星空と出会える絶好のポイントをご紹介していきます。夜空の星々のささやきがひょっとするとあなたにも聞こえてくるかもしれません。

 

01.西はりま天文台(兵庫県)

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一般人が利用できる公開天文台としては世界最大の口径2mの「なゆた天体望遠鏡」がある、兵庫県の「西はりま天文台」。こちらの天体望遠鏡は日本国内にある光学望遠鏡としては最大のもので、その性能は人の眼と比べて8万倍以上の暗い物が見ることができます。これは星雲や銀河を見る際にはとても重要なことで、一般に写真やWebサイトで見るものに近い星雲や銀河の像を肉眼で直接見ることができるのです。星や星雲や銀河から届く何十億年もの過去からの光は日常では感じることの出来ない時間スケールを感じさせてくれることでしょう。

また、宿泊施設もあり設備も充分です。家族用、グループ用のロッジがあるのでそちらを利用してみるのもいいかもしれません。

■お問合せ
「兵庫県立大学西はりま天文台」
電話:0790-82-3886
http://www.nhao.jp/
写真提供:兵庫県立大学西はりま天文台

 

02.石垣島天文台(沖縄県)

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星空にとっての一番の障害は夜空の明るさです。その点石垣島は大海原にポツンと浮かぶ島で、島内にも人工光を発するものはわずかな民家以外にないので夜空の暗さは日本でもトップクラスです。その星空は天候に恵まれれば、まさに満天といえるでしょう。あまりに星が多すぎて星座をたどるのが困難になるほど。静寂の中、宇宙遊泳をしているような気分が味わえます。またこちらの天文台では、超大型の200インチスクリーンによって、4D2U(4次元デジタル宇宙)で宇宙を立体的に見ることができるのも特徴の1つです。上映会は予約制なので、ご覧になりたい方は事前にお問合せを。

近年は新石垣空港の開設によりアクセスもぐんと改善され羽田、関空からの直行便もあります。観光だけでなく、夜空を見に沖縄へ。そんな贅沢もたまには良いのかもしれません。

■お問合せ
「石垣島天文台」
電話:0980-88-0013
http://www.miz.nao.ac.jp/ishigaki/
写真:©石垣島天文台

 

2016年の主な天文現象

最後に、来年2016年に見られる主な天文現象についてまとめておきます。

3月9日:全国で部分日食……今回は太陽の一部がほんの少し欠けるだけの小規模なものになるそうです。

8月12日深夜:ペルセウス座流星群……夜半過ぎには月も沈み好条件で観察できます。  

12月13・14日:双子座流星群……満月に当たるので観察条件があまり良くありませんが、運が良ければ見られるかも。

早春から初夏:木星、火星、土星が相次いで見頃となる衝を迎えます。小さな望遠鏡でも条件次第では観察が楽しめます。

夜空の星を楽しむためには、空が晴れて星が見えることが絶対条件です。つぎに光害の少ない暗い空と水蒸気や汚染物質の少ないきれいな空気であることが必要です。せっかく星見に出かけても雲に星が隠されたり、満月で星の輝きが邪魔されては残念な結果となるでしょう。

お出かけ前には夜間の天気予報と月の出入時刻を確認することをおすすめします。

 

 

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