グッドデザイン金賞を受賞した「成田国際空港第3旅客ターミナルビル」。旅の最新形

2016.05.19

 


成田国際空港第3旅客ターミナルビルが生み出した快適さ

LCC=Low Cost Carrier(ローコストキャリア)とは、アメリカの航空自由化にともなって登場し、世界的に普及したサービスのこと。運営を効率的に行うことによって無駄を省き、低価格な運航サービスを提供する航空会社のことを指します。

そんなLCC事業に新規参入したのが「成田空港国際第3旅客ターミナルビル」です。LCC専用のターミナルビルとして、良品計画、日建設計、PARTYによる共同のプロジェクトによって誕生しました。LCC志向の利用客のためにシンプルかつ機能的でありながら、それでいてデザイン性の高さも失わないためには何をすべきなのか。どうすればより快適な旅を提供できるのかと考えた結果、それぞれの課題を独立して考えるのではなく、複合的に考えることにしました。

そして、課題を乗り越えた「成田国際空港第3旅客ターミナルビル」は、2015年度グッドデザイン金賞など、様々な賞を授賞するまでになり、公共性の高い施設であることを示すことに成功します。

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