旅行

「時音の宿 湯主一條」の木造本館が国の有形登録文化財に

2016.05.08

 

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創業約600年を誇る老舗旅館

宮城県白石市・鎌先温泉にある温泉旅館「時音(ときね)の宿 湯主一條」の木造建築2棟と土蔵が今年2016年3月、国の登録有形文化財に指定されました。「時音の宿 湯主一條」は室町時代の1428年に開湯した創業約600年を誇る老舗旅館がルーツ。現在は20代目という一條一平氏が当主を務めています。 

そして今回、国の登録有形文化財に指定された木造本館は1941(昭和16)年に建設されたもの。代々、一條家が守り継いでいる山から切り出されたスギ材を使用し、当時、宮城県内最大級の規模を誇る木造建築だそうです。

木造本館は一部地下1階の木造4階建て。四周に廊下を配し、柱の半分以上が土台から軒まで継ぎ目のない「通し柱」となっているのが特徴で、その端正な姿は鎌先温泉のシンボルともいうべきものでした。建設当時は湯治場として多くの旅人を癒し、あの東日本大震災においてもびくともすることなく、今も多くの人を出迎えているという歴史を踏まえ、今回の登録に至りました。

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