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今宵は、河内音頭・江州音頭の話。踊りを求めて東大阪へ:「今宵も盆悩まみれ」 vol.6佐藤智彦

2016.05.06

 

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老若男女が乱舞する!錦糸町の異様な光景の中、河内音頭に開眼

はじめて都内の錦糸町で河内音頭を踊った時のことを今でも鮮明に覚えている。毎年8月末に高速道路の高架下で開催される「すみだ錦糸町河内音頭大盆踊り」は、うねるような大音量の生演奏とともに、3万人もの老若男女が身体を回転させつつ、まさに「躍り狂う」といった趣で、一種恐怖さえ感じるほどだ。

恐る恐る踊りの輪へ飛び込んでみると……。最初は戸惑いつつも不思議な連帯感が心地よく、延々と繰り返される単調なリズムとグルーブが生むトランス感に捉われ始める。盆踊りというよりレイヴ……危ない踊りだぜ。

以降毎年踊り続けて早5年、先日大阪へ行った際、予定が片付いてネット検索してみると、実はこの時期でも頻繁に河内音頭のイベントが開催されており、偶然にもこの日に東大阪市の牧岡(ひらおか)で練習会があることを知る。これは行かねば、ということで足を運んだことがきっかけとなり、踊りイベント「生駒山麓の春の夕べ」へ参加することとなった。

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