加賀の名湯がリニューアルオープン

2015.09.28

多くの文人墨客に愛された日本屈指の名湯

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北陸新幹線の開業で、いま大注目されている、金沢、能登、加賀などの、北陸道周辺。
そのうち、加賀温泉郷のひとつである山代温泉は、開湯1300年の歴史をもつ、日本屈指の湯。
神亀2年(725年)に行基という高僧が修行に向かう道で、一羽の烏が湯で傷を癒やしているのを見つけたのが、山代温泉の始まりとされる。ちなみに、その烏が古事記や日本書紀に登場し、サッカー日本代表のエンブレムにもなっている、伝説の三本足の霊鳥「八咫烏」(やたがらす)とされてもいる。
江戸時代には湯治場として栄え、明治時代には、与謝野晶子、泉鏡花、北大路魯山人など、多くの文人墨客に愛された、まさに日本を代表する名湯です。

 

 

 

加賀の伝統建築様式をそのままに残す老舗の宿

そんな山代温泉にある「星野リゾート 界 加賀」がリニューアルオープン。
「星野リゾート 界 加賀」は寛永元年(1624年)に創業した老舗旅館を改修したもの。創業以来の姿をほぼそのままに残す表や門や、加賀の伝統建築様式である太い大黒柱と丸太梁を組み合わせた「枠の内」などが、山代温泉のなかでもひときわ古い伝統と趣を感じさせる宿です。

 

加賀百万石の文化や、伝統工芸、滋味が味わえる

今回のリニューアルは、伝統建築の紅殻格子や赤壁などを復元しつつ、前庭と中庭、茶庭を「星のや京都」の庭を手がけた植彌加藤造園が新たに作庭、伝統建築の後ろに続く客室棟も全面刷新しました。そうして生まれた伝統とモダンの調和は、現代の洒脱なライフスタイルをもつ都会人に、きっと素晴らしくフィットします。
また、ご当地のおもてなしとして、加賀百万石の武家文化の象徴である加賀獅子舞を披露するなど、新しい趣向もたくさん。北大路魯山人の料理哲学に倣い、料理長が加賀九谷焼や山中漆器の若手作家に依頼したという、やはり伝統とモダンをミックスした皿や漆器も大いに期待できる。そしてもちろん、その器に盛られる、春はのど黒、夏は鮑、秋は海老、冬は蟹、などという加賀の滋味も大きな魅力です。
sisimai
リニューアルオープンは2015年12月10日で、8月1日予約開始です。

http://kai-kaga.jp/