極上の居心地を味わえる、湯布院の宿「山荘無量塔(さんそうむらた)」

2016.05.25

 

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再創造のコンセプトが生み出す最高級のもてなし

九州・大分県湯布院。国内有数の湯どころであるこの地に、今回紹介する「山荘無量塔」はあります。山荘無量塔の大きな特徴は「再創造(リ・クリエイト)」。1992年に「古民家の再生」をコンセプトに掲げ、宿としてスタートして以降、古民家の再生だけでなく、西洋や東洋のエッセンスを取り入れるなど、全く新しいものを再創造してきました。このコンセプトで生み出された無量塔ならではのスタイルは、和モダンとはまた一味違う「もてなし」と「深い感動」を味わうことができるのです。

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和と洋のリミックスを楽しむ客室

美しい木々に囲まれた敷地には、全部で12の客室が配されています。どの客室も離れのタイプになっており(同じ建物に2室配された離れもあります)、12部屋それぞれでコンセプトが異なります。

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例えば「明治」という古民家を移築した客室は、和風の内装の中に洋風の家具・調度品が並ぶ文明開化の時代を感じさせるスタイル。リビングの横に配されたいろりも良いアクセントになっています。

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他にも、昭和初期の日本家屋を移築した「昭和」も、日本人なら誰もが落ち着く畳の間と、洋風の家具が並ぶモダンなリビングが特徴です。新旧和洋さまざまな顔を持つこれらの部屋は、ハイクラスでありながらも、まるで自分の家のような極上の居心地の良さを感じられます。これも無量塔スタイルが生み出す魅力の一つでしょう。

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各部屋には源泉掛け流しの内風呂が備え付けられています。この内風呂は客室それぞれで雰囲気や趣が異なります。同じ石造りの湯船でも、部屋によって日本風の石風呂であったり、イタリアンタイルを使った洋風のものであるなど異なります。また、内風呂ではありますが、外の美しい景色を楽しめる開放感のある造りになっているため、半露天風呂のような楽しみ方ができるのも注目。風呂一つを切り取ってみても、宿泊客を飽きさせない工夫がされているのです。

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