今宵は、盆踊りの心得など。東京音頭も覚えるべし:「今宵も盆悩まみれ」 vol.10 佐藤智彦

2016.06.03

 

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盆踊り参加の前に、覚えておきたいささやかなマナー

いよいよ盆踊りシーズンへの突入が秒読み段階となってきた。浴衣や草履、あるいは下駄、祭りに参加する支度を整えたなら、後は踊りの輪へ加わるちょっとした勇気が必要かも知れない。

盆オドラーの多くは開始の曲から締めの曲まで、休憩がない会場ではほとんど休まずに踊り続けている。そのため「少し空いたら踊ろうかな」という期待は叶わない。混雑の中でも「よろしいですか?」と一言会釈するマナーを守れば、輪へ入ることをきっと快く受け入れてくれるはずだ。

また、知らない曲を踊る際、櫓の上や輪の中心で踊る地元の方々や先生を手本にするとよい。こうした方々の多くは揃いの浴衣を着ているだろう。さらに輪の中には所作が美しく踊りが印象的な方を何人も見かけるはずだ。ぜひその方の少し後ろや隣の輪につき、踊りを「盗む」とよいだろう。

そうそう、盆踊りの振りつけは稀に曲の1番丸ごと振りがつけられていることもあるが、基本的に同じ手数を曲の最後まで何度も繰り返すのが通常だ。また、有名曲ならどの会場へ行っても「ほぼ」同じ振りつけなのだが、地域や使用する音源によって若干入りや手数が異なることもある。基本的には地元の方の踊り方に合わせるのがマナーだ。

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