旅行

特集:Burning 瀬戸内 – 尾道 – vol.2 「ONOMICHI U2」

2015.10.16

サイクリストの聖地が熱い!「ONOMICHI U2」

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潮風とともに眠る島旅前夜

瀬戸内エリアに注目が集まった理由のひとつに「しまなみ海道」を自転車で渡るサイクリングロード「瀬戸内海横断自転車道」の存在があります。点在する島々の歴史や文化も楽しみながら約70kmの海の道を走る旅は、今や世界中のサイクリスト達の聖地とも言われています。

県の海運倉庫をリノベーションして作られた「ONOMICHI U2」は、広島県から愛媛県へと渡るしまなみ海道の入口。「大切な自転車と一緒に泊まれるホテル」として注目をあびた「HOTEL CYCLE」を中心とした、レストラン、カフェ、サイクリストのショップの集合体としてスタートしたONOMICHI U2は、実は様々な顔があり、尾道を訪れる旅人にも地元の人達にもみんなが集うスポットとして賑わっています。

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サイクリストに楽しいものは旅人にも楽しい

時の流れ、循環、自転車、様々な意味を持つCYCLEをコンセプトに建築家谷尻誠氏、吉田愛氏がデザイン。自然素材を使ったシンプルモダンな内装、デニムや備後など地元の伝統産業の素材感に癒されます。バスタブのあるシャワールームも快適で機能的。サイクリストでなくても泊まりたくなるホテルです。

旅に自転車を持参しなくても、ここからレンタサイクルで島旅へ出発することも可能、サイクリストのためのウエアやグッズのショップもあるし、ベーカリーで焼きたてパンのサンドイッチを買って準備万端、しまなみ海道へ向かう連絡船に乗り込めます。

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食材の宝庫・瀬戸内をオープンキッチンで

対岸にある造船所のドッグ待ちの貨物船や外国船などが停泊するウッドデッキは旅気分が盛り上がります。朝早い時間は、潮風に吹かれてこれから始まる島旅に思いを馳せるサイクリストの姿も。サイクリスト達が出発してしばらくすると、ONOMICHI U2はがらりと雰囲気が変わります。ベーカリーにパンを買いに来る人、散歩ついでにカフェで寛ぐ人、ランチタイムにはレストラン予約客でいっぱいになります。

オープンキッチングリルで焼き上げる肉や魚料理の芳ばしい香りが漂い、瀬戸内の野菜が並ぶサラダバーは女性に人気。グリルランチコースは地元ブランドの肉や地魚などのグリルが4種類。野菜たっぷりのスープとサラダバー、パンビュッフェとドリンク付きの人気メニューです。広島産熟成鶏もも肉(1,800円)は肉厚ふっくらジューシー。旅人も地元の人もみんなが楽しむONOMICHI U2は、まさに瀬戸内の十字路と呼ばれる尾道の象徴でもあるようです。

ONOMICHI U2

https://www.onomichi-u2.com/

取材・文 石井宏子

http://www.onsenbeauty.com

写真  鈴木さや香

 

石井PP3《プロフィール》

石井宏子 

温泉ビューティ研究家・トラベルジャーナリスト

温 泉の美容力を研究する日本でただひとりの温泉ビューティ研究家。生涯旅人の人生をスタートして年200日ほど日本・世界を旅する。雑誌やサイトなど多数の 連載コラムを執筆、テレビ・ラジオにも出演。温泉地の自然環境にも着目し、ドイツにて「気候療法士」資格を取得。温泉、水、自然環境、食事など旅を通じ て、心も体もきれいになる新しい旅“ビューティツーリズム”を提唱。外資系化粧品会社、海外ブランドのマーケティング・広報の経験を生かし、温泉地のブラ ンディングや企画もサポート。プレミアムジャパン“PREMIUM JAPAN”のトラベル・キュレーターに着任。日本温泉気候物理医学会会員、日本温泉科学会会 員、日本旅のペンクラブ会員、公式サイトhttp://www.onsenbeauty.com

 

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