修善寺の隠れ宿 デザイナーズ山荘「ねの湯 対山荘」

2016.06.21

rd850_-103_01

創業60余年の老舗旅館が美しくリノベーション

修善寺は古くから温泉保養の地として知られています。明治の文豪・夏目漱石が療養のために修善寺で過ごしたことは有名ですね。文人墨客をはじめ多くの人が訪れますので、とにかく修善寺には温泉旅館がたくさんあります。その中でも創業60余年の老舗で、デザイナーズ旅館として美しく生まれ変わった「ねの湯 対山荘(たいざんそう)」は注目に値する宿です。「対山」とは「ただ山に対して在る宿」を意味しますが、リノベーションされた老舗旅館のたたずまいは洗練され、まさに山に対するにふさわしいものとなっています。

対山荘では、リノベーションに当たり、創業当時からの素材を大事に使うという方法を取っています。現代の訪問客のニーズに合わせ和モダンな造りとなりましたが、創業当時からの古道具や骨董を随所に使い、新しいものと歴史あるものの融合が図られています。建築家・香川眞二氏が手掛けた「古いものを大切にした空間」なのです。

次ページ《和と洋をたくみに融合させた館内と客室

Area