【長野県 下伊那郡】山の国に大正浪漫を感じさせる宿あり「玄竹」

2016.09.28

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大正浪漫をコンセプトにしたデザイン宿

「昼神の棲 玄竹(くろたけ)」は山の国、長野県南部、昼神温泉にあります。2013年にグランドオープンしたばかりの新しい宿ですが、すでに老舗の風格さえ感じさせる造りです。訪問者はまず凜とした重厚な構えの「會門」に迎えられます。

rd850_045_02この會門の2階は貸し切り家族風呂になっているのですが、門の中は大正浪漫をコンセプトにしたしつらえです。「大正浪漫」は西欧自由主義を日本の伝統に取り入れることによって成立しました。「玄竹」の館内デザインも、古色ある柱、床材を用いながらもモダンさを感じさせる和洋の融合したものとなっています。

rd850_045_03開放感あふれる客室付き露天風呂でゆったり過ごす

「會門」をくぐり、石と立ち木の風情が良い庭園を見ながら「槇の小径」を歩いてエントランスへ向かいます。エントランスには年代物の蔵扉、ガラスを使用。蔵扉が自動ドアとなっているのには少々驚くかもしれません。

rd850_045_04客室は「い棟」「ろ棟」「は棟」「に棟」の4タイプ。「い棟」の客室は離れ仕立てで露天風呂・庭付き、「ろ棟」「は棟」は露天風呂付き、「に棟」の客室は昔ながらの懐かしい雰囲気の和室です。和を基調にモダンさの感じられる快適な居室空間となっています。

rd850_045_05客室付きの露天風呂は、広々とした濡れ縁、またウッドデッキに設けられていて開放感たっぷりです。この昼神は「星が最も輝いて見える場所」(環境省の全国星空継続観察)で第1位となった地ですから、空気が澄み、周りに何もないということ。新鮮な山里の空気を味わい、静寂の中、湯浴みを存分に楽しめるのです。

rd850_045_06「玄竹」には「あんちゃの湯」「ねえちゃの湯」と貸し切り風呂「湯ノ壱」「湯ノ弐」があります。面白いのは「會門」の上にあるお風呂で、高い場所にありますから、そばを流れる阿知川沿いの四季折々の風景を眺めることができるのです。昼神温泉はトロリとした泉質で「美人の湯」といわれます。肌がしっとりと潤うので女性に人気です。

 

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