短い時間に込められた心揺さぶるストーリー。地方自治体発の「泣ける」PR動画 5選

2016.12.28

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歌あり、ドラマあり、アニメあり!さまざまな手法で伝える「おらが街」の魅力

ここ数年、インターネット上で話題になっている「地方自治体PR動画」をご存じですか?

観光PRや移住促進を目的として、動画によるプロモーションが盛んに行われてきました。中には100万回以上も再生されている人気の動画もあり、いまや無料で楽しめる人気コンテンツの1つとして、テレビ番組でも取り上げられています。

今回はそんな2016年に公開された地方自治体PR動画の中から、「泣ける」をテーマに5つの動画をピックアップしました。

長いものでも15分程度のムービーの中に、どんな物語が込められているのでしょうか?

 

1. 「高砂メロディー」(兵庫県高砂市)

PR動画にしては異例の長さを誇る、14分56秒もの大作。

高砂出身の祖母を持つミュージシャンのタマゴ・砂川涼と、高砂市に暮らす女子高生・高宮マミの心温まる交流と、いまは亡き祖母に涼が捧げる「歌」で構成されたミニドラマです。

撮影はもちろん全編が市内で行われ、ストーリーとともに高砂の名所が紹介されていきます。そして物語のラストは、祖母に伝えたかった言葉を歌詞にした涼の歌が、高砂の街に流れます。そんな「高砂メロディー」を、ぜひあなたの耳で聴いてみてください。

 

2. 「あっぷろう、青森県」(青森県)

物語の冒頭で、東京に暮らす一人娘の元に、父からの手紙が届きます。

その手紙には「あっぷって」という謎の言葉が……。「あっぷる」なら青森の特産でもおなじみの「りんご」ですが、動詞として使われる「あっぷる」とはどんな意味なのでしょうか?

物語の終盤で、父の口から明かされる「あっぷる」に込めた想いが、娘への親心と郷土愛を感じさせてくれます。

 

3. 「最高の‘ない’がここにある」(和歌山県紀美野町)

電車も、スーパーも、ネイルサロンもない。

そんな否定的な出だしから一転、明るい音楽とともに、街に「ない」代わりに「ある」ものが紹介されていきます。そして、動画の後半には、紀美野町で見つかるステキな「ない」の数々が……。

「ない」ことが自慢という紀美野町の魅力を、動画で確認してみませんか?

 

4.「mogo-mo(モゴモ)」(兵庫県神戸市)

PR動画の中ではめずらしい、全編がアニメーションの作品です。

親友のルルと別れ、神戸に引っ越してきた女の子・ソラ。新しい環境に慣れるため街を探索していると、彼女の前にかわいらしい、謎の生物が姿を現して……?

さみしい気持ちを抱えたソラと、その心の隙間を埋めるように知り合った「モゴモ」との心温まる交流が描かれています。

 

5. 「夢叶う、福井県(考古学者篇/魔法のじゅうたん篇)」(福井県)


人気女優・剛力彩芽さんを起用した、豪華なPR動画。

福井県にある繊維メーカーに、Uターン就職した丸岡つぐみと、Iターン就職した勝山太陽。剛力さん演じるつぐみと、俳優の菅谷哲也さん演じる太陽には、それぞれ子どもの頃に抱いた夢がありました。

「考古学者篇」では太陽の、「魔法のじゅうたん篇」ではつぐみの夢が描かれ、その実現に向けて邁進していきます。

2つの動画はそれぞれ主人公が違いますが、物語自体はクロスオーバーして、2人の夢が1つの結果に結びついていきます。ぜひ2本とも見て、福井が誇る「小さな世界企業」のすごさを実感してみてください。

 

以上5作品、いかがでしたか? どの作品も力作揃い、風景と相まって叙情を掻き立てられます。

明日は、“土地の魅力をふんだんに詰め込んだ、映像美あふれる「絶景」PR動画 5選”をお届けします。お楽しみに!

 

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