輪島市の棚田イルミネーション「あぜのきらめき」で幻想の世界へ

2015.12.24

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幾重にも折り重なるような棚田

白米千枚田(しろよねせんまいだ)は石川県輪島市白米町にある棚田です。輪島から珠洲市に向かう国道249号線から眺めると、四季によって、また稲の生育具合によって一面の田んぼは様々に表情を変え、その美しさは格別です。

もっとも高い水田からもっとも低い水田までの高低差はおよそ56メートルあり、これは19階建て相当のビルの高さに相当します。世界農業遺産にも登録されており、その管理は田の所有者を中心に組織された白米千枚田愛耕会によって行われています。

また、千枚田オーナー・トラスト制度があり、オーナーになると年間2万円で“マイ田んぼ”を1枚持つことができ、田んぼにはそのオーナー名が表札として付けられます。有名人のオーナーも多いので田んぼ散策の折にでも探してみるのも楽しいですよ。

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棚田イルミネーション「あぜのきらめき」

4月は水が張られたばかりの棚田に映る夕日が絶景です。5月、田植えの終わったばかりの棚田は上品でかわいい苗がいっぱい、8月は目に眩しい緑の稲が風にさらさらと音をたてながら揺れています。

そして稲が刈り取られたあとの棚田では10月中旬から3月中旬まで「あぜのきらめき」と呼ばれるイルミネーションイベントが開催されるのです。畦道には「ペットボタル」と呼ばれる太陽光発電LEDが配置され、棚田独特の美しい曲線を描き出し幻想的な雰囲気を醸し出します。

上から見ると目前に広がる光の筋が蜘蛛の巣のように丘一面を覆い尽くしてすばらしいのですが、下の畦道まで降りて散策をするのも光の海をさまようようで捨てがたいものがあります。訪問客の半数は上からの展望だけで満足して帰ってしまうようですが、ぜひ棚田の散策もお忘れなく。

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黄昏時のロマンチックな畦道

「あぜのきらめき」で最も美しくロマンチックなひとときは、黄昏時です。「ペットボタル」はそれぞれが暗くなると点灯する仕組みですので、あちらでポツリ、こちらでポツリと不規則にだんだんと点灯していく様はとても幻想的であちこちから感嘆の声が聞こえてくるのです。

また「あぜのきらめき」の期間中、イベント初日、クリスマスや年明け、そしてバレンタインの時期にも特別イベントが開催されますので、カップルでの訪問にはぴったりですね。ただし冬場は寒さ対策を万全にしてください。

なお、このイベントは2万個以上のLEDを使うことから「太陽光発電LEDの最大のディスプレイ」としてギネスブックの世界記録に認定されています。(2015年現在)

 

■お問合せ
輪島市観光協会
電話:0768-23-1146
http://www.wajimaonsen.com/

■往復割引乗車券販売・バス運行時刻に関するお問合せ
・輪島市観光協会 電話:0768-22-6588
・北鉄奥能登バス輪島旅行センター 電話:0768-22-2314

価格:通常大人往復運賃960円(小人半額)ほか、各種割引などもあり

写真:©能登輪島観光情報「輪島ナビ」

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