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SEIKOが独自のムーブメント「スプリングドライブ」をテーマに「ミラノデザインウィーク 2018」に初出典

2018.04.01

セイコーウオッチ株式会社が、2018年4月17日から22日まで、イタリア・ミラノで開催される世界最大規模のデザインの祭典「ミラノデザインウィーク 2018」に高級ウオッチブランド「グランドセイコー」として初出展します。
「グランドセイコー」は、1960年の誕生以来、最高峰の腕時計を目指し、正確さ、美しさ、見やすさといった腕時計の本質を高い次元で追求・実現し続けきたブランドです。2010年から本格的なグローバル展開を開始し、世界でも数少ない真のマニュファクチュールにしか成し得ない最高レベルの性能と洗練されたデザインを誇ります。2017年春にはデザイン領域の拡大、ブランドカラーの刷新とともに、Grand Seikoロゴをダイヤル(文字盤)の12時位置に配し、独立ブランドとなりました。

本展では、「グランドセイコー」の中でも、高い精度と長時間駆動を兼ね備えた独自の機構である「スプリングドライブ」を2組のデザイナーが表現します。スプリングドライブとは、ぜんまい駆動でありながら、従来にはない、日差1秒以内という高精度を実現したセイコー独自の駆動機構で、20年以上の開発期間を経て、究極の省エネルギー設計と流れるように動く秒針を備えています。その卓越した匠の技による日本の繊細なものづくりと先端技術の融合は世界中から高い評価を得ています。

本展示のテーマは「THE FLOW OF TIME」。精度を追究し、その先に辿り着いた「スプリングドライブ」に、デザインスタジオ TAKT PROJECTとCGディレクター兼デザイナーの阿部伸吾氏の2人が向き合いました。究め辿り着いた時計の新しい次元を、高精度につくられた部品と流れる時を呼応させるような空間で表現した、TAKT PROJECT。スプリングドライブのダイヤル上を滑る秒針の美しい動きと自然とをかけ合せた、感性に響く一体感を阿部伸吾氏が映像にしました。

「スプリングドライブ」というセイコーにしかなしえない技術と、今をときめく日本のクリエイター2人が魅せるコラボレーションの世界。一見の価値ありです。

 

 

出展内容

出展テーマ:「THE FLOW OF TIME」
開催期間:2018年4月17日(火)〜 4月22日(日)
会場:トリエンナーレ美術館 クーボ ビー (Cubo B, La Triennale di Milano)
   Viale Alemagna, 6 Milano (イタリア・ミラノ センピオーネ公園内)
参加クリエイター:TAKT PROJECT、阿部伸吾
https://www.grand-seiko.com/jp-ja/special/milandesignweek/2018/

TAKT_3 TAKT_1
【Approach to TIME.】 TAKT PROJECT
時の本質に迫り、時の移ろいを感じさせる新しい次元に辿り着いたスプリングドライブの世界観を、空間として表現。ムーブメントの部品を封入した透明なオブジェを12体ならべ、その背後には時がうつろいゆく映像が投影されています。オブジェを覗き込むと、きらめく一つひとつのパーツと、すっぽり映り込んだ映像が融合し、ムーブメントが時の本質に迫る様を感じさせます。また、透明なオブジェの中でまたたく小さな光は、部品達が自ら生み出す微弱な電気の存在を静かに暗示。覗き込むことでグランドセイコーの思想を感じられるインスタレーションです。

ABE_1 ABE_2
【Kizamu / Nagareru】 阿部伸吾
太陽の軌跡のように、もともと連続的である自然界の「運動」を「刻む」ところから時計の歴史は始まりました。時は「流れる」ものから「刻む」ものとなり、時計はその性能を追い求める中でより高い精度で時を「刻む」ことを目指してきました。一方、スプリングドライブの秒針は独特のなめらかな動きを持ち、それは降り落ちる雨のように、舞い落ちる木の葉のように、夜空を回る星のように、「流れる時」を感じさせます。その「刻む時」と「流れる時」の対比を映像表現に閉じ込めた作品となっています。

 

 

≪デザイナープロフィール≫

TAKT PROJECT(デザインスタジオ)
吉泉聡を代表に、2013年設立。DESIGN THINK+DO TANKを掲げ、デザインを通して「別の可能性を作る」多様なプロジェクトを展開しているデザインスタジオ。実験的な自主研究プロジェクトを行い、その成果をミラノデザインウィーク、デザインマイアミ、メゾン・エ・オブジェ・パリ、香港M+など国内外の美術館やデザインインベントで発表・招聘展示。その研究成果をベースに、様々なクライアントとコラボレーション、プロジェクトに応じてデザインの役割を最大化する独自のアプローチを特徴とする。

 

阿部伸吾(CGディレクター/デザイナー)
1981年生まれ。東北芸術工科大学にてメディアアートを学ぶ。卒業後ビジュアルデザインスタジオWOWに所属。CGデザイナー、アニメーター及びディレクターとして広告に携わる。その後多くの作家とのコラボレーションの中で、映像のみならず映像投影に関わる空間演出、インタラクティブ作品、インスタレーション、さらにはファッションショーや舞台における映像演出など、メディアの形にとらわれない作品を多く手がけている。