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建築家・田根 剛氏の展覧会を2つの会場で同時期開催

2018.11.02


エストニア国立博物館 (2006‒16年)photo: Eesti Rahva Muuseum / courtesy of DGT.

フランスを拠点に国際的に活躍している建築家・田根 剛氏の連携企画展が、東京オペラシティアートギャラリーとTOTOギャラリー・間、ふたつの会場で開催されています。

田根氏といえば、20代の若さで勝ち取った「エストニア国立博物館」の国際設計コンペや、2012年に行われた新国立競技場基本構想国際デザインコンペにおいて11人のファイナリストに選ばれた「古墳スタジアム」などで知られる気鋭の建築家です。

今回の展覧会では、「Archaeology of the Future ─ 未来の記憶」を共通のテーマに、2004年以降100作品以上の田根氏の全活動と、建築は記憶を通じていかに未来をつくりうるかという挑戦を、紹介しています。

 
新国立競技場案 古墳スタジアム (2012年)image courtesy of DGT. 

東京オペラシティアートギャラリーでは「Digging & Building」と題して、場所をめぐる記憶を発掘し、掘り下げ、飛躍させる手法と、そこから生み出された「エストニア国立博物館」をはじめ現在進行中のプロジェクトを加えた7つの作品を、大型の模型や映像などによって体感的に展示しています。

そして、TOTOギャラリー・間では「Search & Research」にもとづき、建築における思考と考察のプロセスが展開され、田根氏のすべてのプロジェクトで実践されている「Archaeological Research(考古学的リサーチ)」の方法論を紹介しています。

ふたつの展覧会によって、場所の記憶をさまざまな角度から分析することで新たな系をつくり、未来につながる建築へと展開させていく、田根氏の探求と実践のプロセスが総合的に提示されていて、建築の持つ力や使命、未来への可能性を考えるきっかけとなるでしょう。

記憶は過去のものではなく、未来を生み出す原動力へと変貌する。と語る田根氏の創造の源に触れられる展覧会です。TOTOギャラリー・間では、田根氏によるギャラリーツアーもあるので、合わせてチェックしましょう。

 

◆田根 剛|未来の記憶 Archaeology of the Future
東京オペラシティアートギャラリー:2018年10月19日(金)~12月24日(月・祝)
TOTOギャラリー・間:2018年10月18日(木)~12月23日(日・祝)
東京オペラシティアートギャラリー公式サイト:http://www.operacity.jp/ag/exh214/
TOTOギャラリー・間公式サイト:https://jp.toto.com/gallerma/ex181018/index.htm

◆TOTOギャラリー・間 田根 剛氏によるギャラリーツアー
11月15日(木) 11:30~