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日本の伝統文化を守り伝える姿がここに。「二代目 中村吉右衛門 写真展」

2018.11.19

 
『菅原伝授手習鑑 寺子屋』松王丸 2012 年 9 月 新橋演舞場 ©鍋島 徳恭 

当代の中村吉右衛門といえば、現代歌舞伎を代表する立役であり、テレビドラマの『鬼平犯科帳』などでもおなじみ。堂々とした動きと滋味あふれるセリフ回しで、時代物や義太夫狂言、新歌舞伎や喜劇まで、あらゆるジャンルで活躍しています。その二代目 中村吉右衛門が今年、初舞台から70年を迎えたことを記念し、舞台上や楽屋、舞台裏での貴重なショットを集めた写真展が開催されます。

ミキモト銀座4丁目本店のミキモトホールで、2018年12月9日(日)まで開催中の「二代目 中村吉右衛門 写真展」は、2006年から中村吉右衛門が出演するすべての歌舞伎公演を記録している写真家・鍋島徳恭氏による約30点の作品を公開する展覧会。写真はすべて手すきの伊勢和紙にプリントして展示され、味わい深い作品に仕上がっています。

 
『菅原伝授手習鑑 寺子屋』松王丸 楽屋にての拵え風景 2012年9月 新橋演舞場 ©鍋島 徳恭

場内には、鍋島氏の写真を屏風に仕立てた『中村吉右衛門 初代/当代 三役屏風』を展示していますが、これは、鳥居清忠が初代 中村吉右衛門の役者姿を描いた屏風絵へのオマージュとして制作されたもの。初代から二代目 中村吉右衛門へと継承されてきた、伝統文化としての歌舞伎の姿を象徴する作品です。

70年に渡って立ち続けてきた歌舞伎の舞台で、今もなお圧倒的な存在感をみせ続ける中村吉右衛門。そのリアルな姿を通して、守り継承されるべき伝統の技と文化の魅力、奥深さを知ることができます。長年の歌舞伎ファンもビギナーも、ぜひ足を運んでいただきたい写真展です。

 

◆二代目 中村吉右衛門 写真展
会期:2018年11月7日(水)~12月9日(日)
会場:ミキモト銀座4丁目本店 7階ミキモトホール
    東京都中央区銀座4-5-5
時間:11:00~19:00(最終入場18:45)※11月11日(日)は17:00閉場
入場料:無料
公式サイト:https://www.mikimoto.com/jp/news/181023/01.htm