突き抜けた技術には美が宿る! リアル空間に3D表示

2016.07.04

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このバートンのLaser Plasma Technologyでは、空中だけでなく水中にも描画が可能です。
日本の最先端の3D描画技術で、木村CEOによればアメリカでもすでに特許を取得済みとのこと。突き抜けた科学技術は美しいといいますが、この3D描画技術のデモンストレーションを見ると、不思議に思うのと同時に、美しいものを
見たときに感じるのと同種の畏怖のような感情を覚えます。空中に文字が浮いているというのは、それほど衝撃的なのです。

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空中3D表示装置(Aerial 3D Display)を車載化

バートンの空中3D表示装置(Aeial 3D Display)は現在表示領域の大型化に向かって開発が進められています。木村CEOによれば、そもそもこの技術を開発しようと思ったのは、東日本大震災がきっかけとのこと。通信インフラが途絶する中、例えば空中に「⇒」などを大きく表示して避難経路が表示できたら……と思ったそうです。

また、この装置に機動性を与える開発も行われています。研究チームの中の防災研究者から「可動性が必要」という助言があり、2014年には車載化を行いました。上掲写真は、車載された空中3D表示装置から蝶のはばたく様が表示されているところです。例えば、海で遊泳者に文字で情報を伝える、といった用途が考えられます。車載化によって「必要な場所に移動し、必要な情報を表示すること」が可能になるのです。

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小型化への取り組み! 「Super Real Vision」(SRV)を開発

「SRV」は空中3D表示装置(Aerial 3D Display)をコンパクトな形にした新開発のディスプレー。Aerial 3Dに比べ描画領域は小さいながら、高精細で手頃なサイズの3D画像を表示できるディスプレーとなっています。研究室などで使用し、3Dプリンターの出力イメージなど、3Dモデルやアニメーションをす速く、そしてリアルタイムで描画することができます。

また、自動走行車・ドローンなどに空中表示装置から情報提供するアプリケーションを開発中など、この技術をさらに発展させる取り組みが続いています。このような最先端の技術が人間の命を救うのに貢献するとすれば、それこそ日本人の誇るべき成果といえるでしょう。バートンの技術開発にはこれからも注目です。

 

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株式会社バートン
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写真提供:株式会社バートン