輪島に移住して16年、若手塗師として活躍する、秋山祐貴子のミニミニ展「輪島の器と輪島ごはん」が、東京・小石川「スパースたかもり」で4月19日(金曜)・20日(土曜)の2日間限定で開催される。
秋山は3月よりPremium Japanで「輪島便り〜星空を見上げながら〜」の連載をスタートし、能登半島地震後の輪島の現状や復興への思いを執筆している。
昨年早春、漆器を中心としたギャラリーとして知られる「スペースたかもり」のオーナーでエッセイストの高森寛子と秋山は、個展の開催を約束していたが、2024年1月1日、能登半島地震が発生。
秋山は自宅とともに、個展に出展予定の作品の多くに被害を受けることになる。
被災後、秋山は身の回りの片付けをする中、冷蔵庫に残ったお米やお味噌とともに、少しばかりの作品の無事を確認し、それを高森に話したところ、高森は被災を免れた少しばかりの作品と、秋山の漆器を使って、輪島の旬の食材をいただくごはん会を行うことを提案。
2日間限定のミニミニ展のうち、20日(土曜)のお昼に「ごはん会」を開く。メニューは“千枚田などのお米で作るおにぎり““青豆の海藻汁““いしる仕立ての和え物“という素朴だけれども優しい味わいのごはん。
厳しくも優しい自然、旬の食材、温かい人々、その全てに魅せられて輪島へ移り住んだ秋山の想いが体感できるミニミニ個展に足を運んではいかがだろうか。
塗師・秋山祐貴子のミニミニ展「輪島の器と輪島ごはん」
【開催日程】2024年4月19日(金曜)12時〜18時・20日(土曜)14時〜18時
【開催場所】スペースたかもり
東京都文京区小石川5-3-15 一幸庵ビル302
ごはん会
【開催日時】4月20日(土曜)12時〜13時
定員10名(予約・先着順)
【参加費】1,000円
【申込先】info@akiyama-yukiko.com
*秋山祐貴子は2日間とも在廊予定。
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