【京都市】料亭プロデュースの新店「丹」で白川のせせらぎを聴きながら朝食を
2016.09.17
家族のように一つのテーブルを囲み、コミュニケーションを楽しむ
京都を代表する料亭が今年7月、京丹後の野菜やお米を使った健康的な定食を朝、昼、晩と味わえるお店「丹」をオープンしました。大きな一枚板のテーブルを囲み、大皿に盛り付けられた料理をお客同士で取り分け合うというカジュアルなスタイルは、「友達のお家に遊びに行くような感覚で、食事を楽しんでいただけたら」というお店の思いから。
朝の定食はご飯かパンを選ぶことができ、おかずにはおひたしや、白和え、自家製の納豆など、空っぽのお腹が喜ぶ品々が6〜7種類並びます。お客は好きな時間に来てそれぞれ食事をしますが、大皿を隣へと回したり、薬味を取ってあげたりする場面では、自然とコミュニケーションが生まれていきます。
オープンキッチンで料理人との距離も近く、例えば、誰かが料理について質問すれば、お店の中にいるみんなが話に加わり、同じことでうなずいたり、笑顔になったりすることができる温かさがここにはあるのです。
写真(上)左上から時計回りに、舞茸しめじと蔓紫さつまいもの白和え、いぶりがっこと柴漬け、すっぽんの2色の卵締め、自家製の納豆、ほうれん草と菊菜のおひたし
写真(左)大皿に盛り付けられたおかずを自分でよそっていただくスタイル。
写真(右)ご飯かパンを選び、汁物、6〜7種類のおかずがいただける朝の定食は2000円。